漢方– category –
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牛黄と世界の歴史
赤ちゃんからお年寄りまで 漢方生薬として牛黄(ゴオウ)の薬効としては「神農本草経」に「驚癇寒熱」(きょうかんかんねつ)という記述があります。 現代の言葉に直すと、驚いて卒倒したモノや高熱で痙攣を起こした者、精神異常をきたした者に効くという... -
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だれもが不安定な精神状態、日々のメンテナンスができるのは漢方だけ
増え続ける心の病 新たな病が拡大している中、うつ病など精神疾患の罹患者が増加している傾向にあるそうです。最近、全国の医師へ行ったアンケート調査の中の一部に回答した医師の4割近くが、現在の社会環境の急激な変化で増加、または悪化した疾患に精神... -
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夜間の頻尿には補腎縮尿法
夜間頻尿の定義 夜間頻尿とは「夜間排尿のために1回以上起きなければならないという訴えである」と定義されています。高齢者を悩ませる夜間頻尿は加齢とともに増加傾向にあります。あまりに回数が多いと生活の質(QOL)の低下に繋がります。そのため、回数... -
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便秘にはストレスが原因の場合も:普通の便秘薬は使わないように
便秘薬は整腸剤と一緒に 便秘には、気の不足や鬱滞が原因の場合があります。漢方の考え方として排便は腸の蠕動運動は肺の気に助けられ、便は肺の気を下ろす粛降作用によって、肛門へ押し出されます。そのため、慢性病などで寝たきりの人や、体力がない、心... -
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寒い冬を楽しく過ごす方法は夏から陽気を蓄えるだけなんです
寒い冬のために備え漢方で夏から陽気の補充を 熱闘甲子園!夏の甲子園大会が終わるころになると、激しかった暑さもようやく盛りを過ぎて、少しずつ秋の気配を感じるはずなのですが、最近は残暑がきつい。それでも、青森は暗くなるのも早くなり、夜も寒さを... -
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夏のスイカが熱中症を予防するのには理由があるんです
瀉火補腎丸で体潤し余分な湿と熱を除く 猛暑、暑さによる発汗のため、体は水分不足の状態になります。中国漢方では、津液(有用な水分)が不足して体に潤いのない状態を陰虚といいます。陰虚状態では、口の渇きに加えて、のぼせ、ほてりなどの虚熱状態を訴... -
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睡眠中に夢をみないで熟睡するために
悪夢を食べる「獏」 蒸し暑くて寝苦しい夜。恐怖映画を見る季節。個人的には、見るコトがないのですが。たまに、見ると、悪い夢にうなされることがあります。やっぱり嫌いなんですよね〜 日本には古くから、この悪夢をバク(獏)が食べてくれるという伝説... -
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元気な人ほど大火事に、ストレスは熱なんです、冷ませば解消します
感情は臓腑を傷つけている 怒りは肝を傷つけ喜びは心を傷つけ悲しみは肺傷つけ恐れは腎を傷つけ思いは脾(消化器系)を傷つけ 感情や思考などの喜怒哀楽を含む感情(七情)と各臓腑との間に強いつながりがあるんです。普段の生活で気づけることですよね。... -
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ホント?夏のウナギで元気になる漢方の理屈
日本の夏、ウナギの夏 夏のスタミナ源として、ウナギをよく食べる習慣があります。実際には天然もののうなぎがおいしい時期は、実は夏ではないんです。脂がのっておいしいうなぎは晩秋から初冬にかけて。そもそも、うなぎは冬眠する生き物。晩秋には冬眠に... -
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香りで胃腸を改善する夏に使える漢方薬:口臭対策にもいいんです
さわやかな香りの成分で胃腸の機能を改善 香りの漢方(芳香化湿薬)の漢方薬と言えば勝湿顆粒です。漢方を扱う仕事をしていれば、知らない人はいないくらいの漢方薬。 中国では蒸し暑い季節になると、薬局の店頭に一斉に並ぶそうです。夏の風物詩ですね。日...