周期が短いのは漢方的に改善ができるかも

不妊治療でなんとかなりそうと思えるグラフ

妊活相談で、基礎体温表が大事なのは以前に何度もお話ししました。
なぜ大事なのか。
シンプルに、今、現状の体の状態がわかりやすいからです。
グラフには、今の状態ではなく、本来、自分がもっている「体質」「状態」が記録されています。
女性のカラダは、ホルモンの周期によって変化しているからです。
ホルモンが変化するからこそ、グラフになるんです。

漢方での妊活相談では、このグラフのデーター解析が最も重要になります。

こんな基礎体温は体のバランスが乱れている

基礎体温表の見方の基本は2層になっているかどうががスタートです。
多くの方は、2層になっています。
では、その次に判断する部分とは。
それは、日数なんです。

周期が短いとき、排卵が早いときは卵の成長が充分でないから

卵胞が充分に成長していない可能性があります。
また、機能が低下した卵巣を刺激しようと、つねに脳から「卵を成長させなさい」という指令が出たままなので、ホルモンバランスをつかさどる「腎」に負担がかかってしまいます。
リラックスする、夜更かししないなど、生活習慣の改善が必要です。
漢方薬では、卵胞の成長を助ける「陰」を補う必要があります。
一般的な漢方と不妊で使う漢方では「陰」を補うのにもコツが必要です。
なぜなら、一般的な健康のために使うわけではないからです。
不妊治療に合わせて「陰」を補う必要があるんです。
この辺の考え方は「不妊漢方」という特殊な「体作り」をしなければいけないからなんです。
妊娠しやすい体作りとは、健康な体作りと似ているようで違います。

漢方の知識だけでは「今」の不妊治療に合わせていくことはできないんです。
不妊治療の「現場」をどれだけ「経験」しているのか。
ここが「成功率」の差になってきます。

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