自然に前向きになれる!なぜ漢方薬が心や思考、気持ちに作用するのか「大坂の嫁」的な思考方法

大阪の「おばちゃん」のパワー

ここまでくると、なんのコスプレか分からない

結婚して26年。
ついに嫁も、おばちゃん、と呼ばれる世代。
よく、TVで大阪のおばちゃんが特集されますが、まさに、同じ。
青森市で、TVに出てくる大阪のおばちゃん、と同じ現象が我が家で起こっています。
鞄の中には、普通に飴が大量に準備されているんです。
この飴も「飴ちゃん」と呼ぶんですよ。
嫁を見ていて、感じたことがあります。
それは、知らない人にも優しく接するための準備を普段からしている、ということです。
ホントに大阪の女性は、困った人に普通に声をかけます。
知らない人にも、普通に話しかけます。
その時に必要なのが飴だったり、お笑いだったりするんです。
嫁を見ていると、不思議なくら、周りを見ています。
少しでも困った人がいると寄っていきます。
車に乗っていても歩いている人で困っているような人を見かけるだけで、いきなり車を止めます。
大阪のおばちゃんの思考では普通のことのようです。
私から見ると「おせっかい」に見えるのですが、なにか人のために行動することで、ストレスを発散しているのかもしれません。

普通の人は頑張らず漢方を使って楽をする

漢方と西洋医学では、病気へのアプローチが全く違うコトがあります。
特に、心の問題。
精神・神経疾患の治療に、西洋医学では中枢神経を抑制するような安定剤、睡眠薬をよく使用されます。
この場合、頭がスッキリしなかったり、眠気が翌日まで残って、仕事や生活に影響が出ることがあります。

逆に中枢神経を興奮させる薬剤を服用した場合にも、副作用で眠れなくなることがあるんです。
ここが、漢方薬と西洋薬と違いなんです。
漢方薬は精神活動の興奮と抑制を双方向的に調節するものがあるので、使いやすいんです。

例えば、朝鮮人参やシベリヤ人参(刺五加)、かんばくたいそうとう甘麦大棗湯などは不眠症に対しても、嗜眠症(しみんしょう)に対しても用いることがあります。
中医学(中国漢方)でいう「心」には、心臓のみならず、「精神の宿るところ」、つまり精神・感情のコントロール機能までが含まれています。
この心を補って精神力を強化し、ストレスに対する抵抗力を増強する処方に天王補心丹という処方があります。
他にも安眠効果のある酸棗仁やはくしにん柏子仁、体液を増やし、ほてり・のぼせを鎮めるしょうじ生地おう黄や麦門冬、養血作用のある丹参や当帰などからなる処方で、更年期障害や自律神経失調症にみられる不眠や動悸などの症状改善によく用いられています。

ストレスって?

ストレスは、体内を流れている気・血・水を停滞させて、気滞やお血(血の滞り)、痰飲(たんいん)などの漢方的な症状を作り出します。
実は、これが精神活動にまで影響することになります。
あらゆる体の流れが詰まった状態を改善するために、詰まった気を散らし、滞った血を巡らせ、痰飲を除く方法で精神疾患に対処するのが漢方薬のお仕事です。
こうした考え方は西洋医学にはない漢方ならではの考え方なんです。

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