歯磨きより攻撃的で簡単な虫歯予防が漢方にはある

歯磨きは受け身

毎日、こんなに歯磨きをしている国、日本。
それなのに、虫歯率は、メッチャ高い。
国民のほとんどが、歯科医に通ったことがある、通っているとのこと。
つまり、どんなに歯磨きしても、虫歯予防を完璧にはできないかもしれないんです。
なぜなら、虫歯って免疫を深い関係があるから。
免疫力と言えば、漢方。
虫歯へ攻撃的な予防をしてみては。

6月4日は虫歯予防デー

もしかしたら日本だけかも。
世界的に珍しいですよね。
少なくとも中国にはなかったはず。

年に1度ですけど歯の大切さに気づける良い日だと思います。
不思議なのは歯の丈夫さには個人差が大きいことです。
わかりやすいのが、歯の生え始めが早い乳幼児もいれば、遅い乳幼児もいます。
虫歯になりやすく、歯科医の常連客だという人もいれば、生まれてこのかた歯科医のお世話になったことがないという人もいますよね。

歯の個人差はどこからくるの?

歯の健康法として、毎日の歯磨きが大切なのは知っていますよね。
漢方では歯磨きより根本的に歯を強くするには内蔵からと考えられているんです。
中医学(中国漢方0には、「腎は骨をつかさどり、随を生じる」「歯は骨の余り」ということになっています。
つまり骨や歯の生長は、腎気(腎の機能)の盛衰に左右されるということなんです。
歯の健康は腎の強弱と深い関係があり、歯の弱い人は腎機能も低下しているんです。
中医学(中国漢方)では「塩辛い味が腎に入る」と記されており、歯に関する最初の健康法として、塩で歯をみがくことの意味が唐代の古典『千金方(せんきんぽう)』に記載されています。
子供の頃から歯が弱く、歯周病にかかりやすい人、歯肉が萎縮して、歯がぐらぐらするような症状がある場合、補腎薬の六味地黄丸や海馬補腎丸などの漢方薬で腎を丈夫にすることが大切。
また、慢性の歯肉炎や歯槽膿漏に悩んでいる人には、炎症を鎮める白虎加人参湯や瀉火補腎丸、黄連解毒湯などを、症状によって使い分けていきます。

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