丑年は、これから発展する前触れ(芽が出る)

令和3年になります。今年は丑年(うしどし)ですね。

丑年は、良いことの前触れの年かもしれないんです。
なぜなら、牛は古くから酪農や農業で人間を助けてくれた大切な動物。
大変な農作業を最後まで手伝ってくれる働きぶりから、

丑年は「我慢(耐える)」、「これから発展する前触れ(芽が出る)」というような年になる

といわれているんです。

昨年は、コロナ過の中で本当に大変な年でした。
昨年の「我慢(耐える)」を続けたのですから、今年は「発展」があるはずです。

毎年恒例の干支について

(干支・十干・十二支について)

干支

干支(かんし・えと)とは中国で年・月・日・時間や方角、角度、ことがらの順序を表すのに用いられました。

十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60の周期を使って表します。

わたしたちが使う干支(えと)とは十二支のことです。

十干(じっかん)

十干とは簡単に言うと数を数えるためにできたものだそうです。
かなり昔の話になりますが昔の人も数を数える時に指を折り曲げて数を数えていたのです。

十干が「十」なのには指の数である10から来ています。

十干は五行の木・火・土・金・水と結び付けて陰・陽の「兄(え)」・「弟(と)」それぞれに分けました。

「干支」を「えと」と呼ぶようになったのは、このことに由来します。

五行とは万物を組成する五つの元になる気と言われています。

十干の文字と読み方

•甲(こう/きのえ)= 木の兄      

•乙(おつ/きのと)= 木の弟      

•丙(へい/ひのえ)= 火の兄      

•丁(てい/ひのと)= 火の弟      

•戊(ぼ/つちのえ)= 土の兄      

•己(き/つちのと)= 土の弟      

•庚(こう/かのえ)= 金の兄      

•辛(しん/かのと)= 金の弟      

•壬(じん/みずのえ)= 水の兄      

•癸(き/みずのと)= 水の弟      

(2021年(令和3年)について)

十二支としての丑(うし)について

・十二支の2番目

・丑の方位は、北北東(正しくは北北東よりやや南寄り)

・丑の刻は、午前2時を中心とする約2時間(午前1時~午前3時頃)

・丑の月は、旧暦12月

・陰陽は陰、五行は土気

「丑」が持つ意味

丑(うし)は十二支の一つ。2番目に数えられ、西暦を12で割って5余る年が「丑年」となります。

その他、「土用の丑の日」、「丑の刻参り」という言葉を耳にする通り、年・月・日・時刻・方位などにあてられます。

丑の月は旧暦12月(現代ならおおむね1月)、丑の刻は午前1時~3時、丑の方位は北北東(北基準右廻り30度の方位)にあたります。

ちなみに、怪談話によく登場する「丑三つ時」というのは、丑の刻にあたる2時間を4つに分割した3番目にあたる時刻、

すなわち午前2時~2時30分までの間のことを指しているのです。

ちなみに、2021年は

東京五輪・パラリンピックが2021年夏に延期されたことで、2021年の祝・祝休日にもイレギュラーが発生します。

カレンダーに注意した方がよいかもしれません。

ゴールデンウィークが5連休、東京オリンピック開催で7月に4連休。2021年は祝日が移動します。

「海の日」は7月22日、「スポーツの日」は7月23日、「山の日」は8月8日となるので注意が必要です。

2021年の祝日移動について | 首相官邸ホームページより

祝日名例年2021年の特例措置
海の日7月の第3月曜日7月22日(木曜日)オリンピック開会式の前日
スポーツの日10月の第2月曜日7月23日(金曜日)オリンピック開会式当日
山の日8月11日8月8日(日曜日)※オリンピック閉会式当日

【牛は神様の使い?神社に牛の像があるのは?】

神社には色々な動物をかたどった像が飾られていることがありますが、その中には牛もいます。

神社の境内で、足を折り曲げて座っている牛「臥牛(がぎゅう)」の像を見たことはないでしょうか。この牛の像は、「撫でると願いが叶う」ともいわれ「撫で牛」「ねがい牛」などとも呼ばれています。

ちなみに、全国の天満宮の総本社である北野天満宮(京都)には、唯一「立ち牛」の姿も見ることができます。

牛を祭っている神社で特に有名なのが、菅原道真公を祭った「天満宮」や「天神社」です。(「天神」の別の呼び方が「天満宮」です。)

天満宮は「受験の神様」「厄除けの神様」として有名な天神さま(道真公)を祭っており、牛は「天神さまの使い」といわれています。

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