はじめての不妊治療の良いところと気になるところ

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不妊治療のメリットとデメリット

まずは、体外受精のおさらいから。
体外受精とは、胚移植までのことをいいます。
もともとは卵管の障害(閉塞、切除など)で、受精の場所がなく妊娠ができない場合に妊娠のチャンスを作ったスゴい技術なんです。
卵子を体外に取り出してから、シャーレの中で精子と一緒にして受精を待ち、受精した受精卵を育てて子宮に戻します。
いまでは、卵管障害以外の不妊症にも応用されることの方が多いんです。
高齢女性や人工授精を何回施行しても妊娠に至らない人たちの妊娠率を高めています。
男性側の不妊原因にも使われています。
精液所見不良、抗精子抗体陽性などです。
本当に、デメリットなんてあるのでしょうか。

体外受精を始める前に知っておくべきこと

体外受精は卵子と精子が出会う過程に問題がある人々にとって、とてもメリットがあるということなんです。
それ以外の人にとってはどうなんでしょう。
まずは、簡単に思い浮かぶデメリットとは、、

1)費用が高い

2)成功率が低い

3)女性の負担が大きい

4)授精の問題がない場合にはなんの解決策にもならない

5)妊娠のために本当に大切なことを見失いがちになる

始める前に、考えておかなければいけないことが沢山あります。
体外受精は保険適用外。
自費です。
青森市では特定不妊治療費助成事業もありますが、全額ではありません。
年齢によっては、特定不妊治療費助成事業の制度、そのものを受けることが出来ない可能性もあります。
特定不妊治療費助成事業は、現在、男性の不妊治療へも対応を始めたようです。
知られていないことですが、青森県外の病院でも指定医療機関であれば、特定不妊治療費助成事業の対象となっています。

高い治療費なのに成功率が、、、

体外授精の妊娠成功率は、1回当たりの日本の平均で約23%くらい。
約、4回に1回以下という確率です。
あくまで、確率なので、何回挑戦しても成功しない可能性もあるということです。
また体外受精で妊娠反応が出たからといって、子供をその手に抱いているわけでありません。
体外受精の流産率は、自然妊娠の2倍という報告もありました。

そもそも不妊の原因がわからない

病院で、検査したのに夫婦ともに原因が分からないことが多いんです。
原因が無いということではありません。
あくまで、病院の検査でナゼ、妊娠しないのか見つけることができなかったということなんです。
漢方的には、妊娠しにくい体質と考えられています。
卵子の成長には、約180日必要なんです。
半年。
今から、卵子に良いことを始めて半年後。
精子は約90日。
生活習慣を変え、食事を健康なカラダ作り。
あまりにストイックな生活は続きません。
そのお手伝いをするのが漢方なんです。

妊娠する前から妊娠の準備が必要

なぜ、妊娠前から「体作り」をしなければいけないのでしょう。
それは、妊娠してからでは間に合わないことがあるから。
妊娠しているということは、お腹に自分のお子さんがいるということ。
成長に必要な栄養素などが今すぐ必要な状態なんです。
妊娠前に、妊娠を維持できる体作りが大切。

漢方でできること

漢方(中医学)は、原因不明に対応しやすいんです。
なぜなら病名では無く、症状や体質、生活習慣などから健康への対応をするから。
皆さんの今の努力の目的は、、、、
その手に、健康な赤ちゃんを抱くことだと思います。
そして、子育てをすること。
妊活を継続することが目的ではないですよね。

ご自分がしたい妊活をはじめてくださいね。

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