若くても血管が硬い?若年層の老化現象

若年層の老化が早まっている

以前までは高齢者の症状と思われていた動脈硬化。
最近では、変わってきているようです。

最近は突然死は何も大人だけのものではありません。
2〜14歳で病死した児童の主動脈を調べてみると、約半数に動脈硬化のような黄色い脂肪のしま模様のあることが判っています。
TVで、ある番組によると、20代の若者300名のうち、約7割の人に動脈硬化の傾向が見られたといいます。
血管が弾力を失って硬く、もろくなる動脈硬化は、1つの老化現象としてとらえられていました。
しかし、これらの調査結果をみても、動脈硬化の予防は若い時から始めなければならないことが分かります。
なぜ動脈硬化が児童や若者に増えているのでしょう。
現代の研究によると、その主な原因は飲食習慣にあるといわれています。
すなわち偏食、単一な飲食による銅(Cu)・亜鉛(Zn)・クロム(Cr)・マンガン(Mn)など人体に必要なミネラル(微量元素)の摂取不足が大きな原因となっているようです。
特に動脈硬化に関係の深い銅という微量元素は、普段の食事では摂取しにくいものです。
漢方でよく使われる瘀血を改善する丹参、紅花などの活血化瘀(血行改善)薬の中には、このような微量元素が豊富に含まれています。

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