糖尿病は自分の決断と行動しだい:病気でいたいのか、健康でいたいのか

糖尿病(予備軍)とわかっても改善できない生活習慣

糖尿病の改善補法は食事、つまり生活習慣の改善です。
治療や予防は、病院ではなく自分でしかできないことなのです。
いくら、病院で治療や薬を使用しても、生活習慣が改善できなければ、糖尿病のほとんどが進行します。

自分次第なのが糖尿病なんです。
健康でいたいのか、糖尿病を進行させたいのかは自分の行動しだし。
難しいのは、我慢、をけいぞくしなければいけないことです。
我慢できたら、糖尿病とはいわれていないかもしれませんので。

新しい糖尿病治療の考え方

糖尿病といえば、インスリンというホルモンに視点が集まりがちですが、近年の研究から「血液の健康状態」が鍵を握っていることがわかってきました。
生活習慣も糖質だけを考えるのではない、ということです。
こうした糖尿病発病のメカニズムに対する新しい認識が、糖尿病治療に次のようないくつかの道を開きました。

1.血脂を下げる

中医学的には化痰降脂(血液中の脂肪を減らす)という治療法です。
朝鮮人参、西洋人参、シベリア人参などがサポニンを含み、血脂と糖を下げる作用があります。
また、沙棘オイル、サンザシ、昆布、姜黄、クコの実なども良いといわれています。
あくまで、体質や、生活習慣などで左右されることを忘れないでください。
これを飲めば、食べれば、大丈夫、というのは糖尿病にはありませんので。

2.血液をきれいにする

活血化瘀(血の流れをスムーズにする)という治療法を用い、これには丹参、赤芍、紅花、川芎、大黄などの生薬や、これらを含む中成薬があります。
糖尿病の合併症は、血に関係している場合が多く、血の流れを改善するだけでも、予防の助けになるはずです。

3.代謝の促進

これにはミネラル(微量元素)を補給することです。
臨床検査によれば、糖尿病患者の血液中の、クロムとマンガンの量がかなり減っています。
クロムはインスリンの補助的な働きがあり、マンガンは糖の代謝に不可欠なもので、両者の不足は糖代謝に影響を及ぼします。
これらを豊富に含む生薬には、山薬、姜黄、荷葉、丹参、紅花などがあります。
弁証論治(からだ全体から病気の状況を判断して治療法をたてる)を重視している中医学では、各人の病状に応じて治療法が違うため、まず専門家に相談することが大切です。

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