妊活は今より健康に「基礎体温」で気づくコト(無排卵)

不妊治療を始めるために

不妊相談をされる方の中には体調そのものが良くないのに、不妊治療だけを始めたいという方がおられます。
基礎体温の時期によって漢方薬を使い分けたり病院での不妊治療に合わせた漢方を使い分けるなど、いろいろなタイプの不妊に対応していきます。
しかし、万能ではありません。
基礎体温がしっかりしていることで妊娠率にも影響があるんです。

基礎体温の状態が月経はあっても、平坦で高温期が見あたらない場合は、漢方妊活を直ぐには始めることはしません。

月経があるのに基礎体温が平坦な場合「無排卵」の可能性があるからです。
漢方妊活を始める前に、排卵を促すための漢方を試すようにします。
漢方妊活は、生理周期から判断して妊娠しやすいカラダ作りをするようにしているからです。

無排卵と漢方

無排卵の場合、気(エネルギー)や血を巡らせ、卵巣の働きを活発になるように処方します。
さらに体に必要なエネルギーや不足した血を補うことも重要です。
大事なコトは、より健康なカラダ作りという意識です。

良い血を増やすのに当帰が主成分の漢方などを用いながら、卵胞の発育を助けるために体質に合った補腎剤を月経直後から追加していきます。

大事なコトは妊活だけではなく他の症状が有る場合です。
より健康に、が妊活。
妊活より先に体を整えなければいけないこともあるんです。

低温期の重要性

月経周期の中で、月経から排卵までの低温期は妊娠しやすい体作りにとても大切な期間です。
なぜなら低温期に卵胞が発育して内膜が厚くなる時期だからです。
無排卵でなかったとしても卵胞の発育などが不妊の原因の場合も有ります。

また、低温期は妊娠の可能性がない時期と思い込んでいる方がおられますが、そんなことありません。
自然妊娠の場合、なるべく性交渉が多い方が妊娠しやすいはずなんです。

低温期は、良い卵を育て妊娠しやすい体作りで最も大切な時期。
十分な栄養と休息、そしてストレスを少なくして過ごすことを日々繰り返してくださいね。

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