二日酔いが日本から消える、忘年会は「飲み会」ではなく「お茶会」になっている?

忘年会よりヌン活

アフタヌーンティーのサービスが、近年「ヌン活」と呼ばれブームとなっているそうです。
紅茶などのドリンクを何杯もおかわりできて、プレートに盛られたプチスイーツやサンドイッチを、つまみながら2時間くらい、ゆったり過ごす。
15~24歳を「Z世代」と言われていて、トレンドを調べていると、若い世代は「飲み会」をあまりしないことがわかっています。
個人的に、チョット寂しい気持ちになるのは、年齢のせいかもしれません。

飲めないお酒を飲んで二日酔いはつらい

忘年会シーズンのはずなのですが、今年は、静かな年末になりそうです。
日本では深夜の街角や駅構内で、泥酔客をみかけることも、ほんとにありません。
ここ数年、とにかく静かな冬です。
お酒も、若い人は、度数の低い水っぽい酒がこのまれているようです。
これらのお酒は、どうしても胃腸の負担になりやすいんです。
冷たいアルコールと一緒に水分を撮り過ぎると、胃腸の働きが低下します。
そのため水分代謝も滞ることに。
多すぎる水分は吸収がうまくいかないため、お腹がポチャポチャ状態に。
これだけ不要な水分を多く体に入れているのに、身体では必要な津液が作らないことから、ノドが渇いてしまいます。
そのため、追加で冷たいモノを飲むことになります。
この場合、単純に水を飲んでも吸収できない状態になっていて、ノドが渇くという悪循環状態に陥ります。
吸収されないため、胃内に溜まった水分は出口を求めて吐くことに。
中医学(中国漢方)では、この症状を”水逆”といいます。
二日酔いのことですね。

お酒には2種類の水が入っている

お酒には湿(不要な水分)と同時に熱を生じる作用があります。
この状態への対処方法は、体内に溜まった湿と熱を同時に、速やかに取り除かないとダメなんです。
利尿作用のすぐれた生薬に、熱をさますものを加えた処方で、悪酔い、二日酔いを解消してくれる漢方薬が、あるんです。

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