プロは高温期より低温期に注目します
不妊治療中では多くの方が高温期を気にされます。
高温期が続くと妊娠されている可能性があるからだと思います。
全ての期間、妊娠のための理由があるので全ての期間が重要なのですが、低温期がしっかりしていないということは、高温期は期待しにくいんです。
ナゼなら、、、
低温期で育った卵子しだいで高温期が作られるからです。
低温期とは、妊娠するための準備期間。
高温期は低温期で育った卵子が妊娠し成長する期間。
そして、高温期には、高温期の役割があり、そのための準備があるんです。
高温期は体を温めて受精卵が着床しやすい体にするためのコツについて。
ショウガやニンニクで体の内側から温めよう
血流がよいとナニがよいのか?
「赤ちゃんのベッド」となる子宮内膜が温かく保たれること。
つまり受精卵にとって居心地のいい状態になるんです。
カボチャ、ニラ、ショウガやニンニク、鶏肉など、体を温める作用の強いものがオススメ。
体の内側から温めることができます。
もちろん冷たい飲み物、食べ物は厳禁。
激しい運動は避ける
妊活で運動はとても重要な要素です。
それでも、高温期は軽めの運動をオススメします。
受精して、子宮に着床するのは1週間ほどたってから。
高温期の後半には、すでに受精卵が着床しているはず。
そんな大事な時にジョギングやテニスなど、激しい運動は控えめに。
といっても、じっとしているのも、問題です。
体の負担にならない程度のストレッチや、買い物ついでのウォーキングがオススメ。
服装で冷え対策
服装に関しては皆さん、すでに対策済みだとは思います。
妊活で、始めやすいのが暖かくすることですよね。
最近、首などを温めるグッズも増えています。
漢方の考えでは、首の後ろに冷えの侵入口があるんです。
信じられないかもしれませんがホントにあるんですよ😀
ここが冷えると、体温コントロールを行う脳への血流が滞るため、体がより冷えやすくなります。
冬は、暖房などで暖かくしていますが、夏など空調がきいている部屋では、ストールやスカーフで、この部分をしっかりガードしてください。
直接、風が当たらないだけでも、全然違いますので。
生理の時期と同様に下半身も冷やさないように注意してださいね。
夏もできれば、靴下がオススメ。
春夏秋冬の温灸器
冷え対策で簡単で効果的なのが温灸器。
冬はもちろん、夏でも温灸器は大切なんです。
実は、夏の方が冷え安いと言われているからです。
薄着に、エアコン、そして冷たい飲み物に食べ物。
外側からも、内側からも冷えてしまっています。
エアコンや冷たいモノを我慢するってストレスになりますよね。
そんな時こそ、日々の温灸なんです。
妊活だけではなく、冷えからくる体調不良にも速効性がありますよ。