生涯、排卵される卵子の数は約400個

排卵の仕組みについて

排卵は女性が初潮を迎えてから、ほぼ毎月繰り返し妊娠にそなえています。
排卵の3ヶ月前くらいから卵巣に眠る原始卵胞から20歳代で約1000個もの卵子が選ばれ成熟がスタートします。
そして、月経が始まる頃には約20個までに淘汰されています。
最後は、残った20個の中でも最も状態の良い卵子だけは排卵されるんです。
皆さんが想像した以上の卵子の数が1回の排卵で使われていますよね。
ここで大事なコトは、今月の排卵される1個の卵子は3ヶ月も前に準備されていると言うこと。
妊活って始めたら大丈夫って思っていませんか?
実際には、最低でも3ヶ月は必要ということです。

大切な1個の卵子

約1000個の卵子から選ばれた最高の卵子は、排卵されると卵管采(らんかんさい)にキャッチされます。
卵子は飛び出すんですね。
その後、卵管内で卵子と精子は出会います。
卵子の中に精子は入ることで受精となります。
受精した卵子は卵管内で細胞分裂しながら成長します。
そして子宮へ。
ついに子宮内膜に着床します。
着床した卵子は、子宮内膜に絨毛の根を張ります。
これが、胎盤になるんです。
卵子が、精子と出会わない場合、、、、、
卵子は変性して妊娠に向けて厚くなっていた子宮内膜が剥がれて生理となります。
再スタートですね。
妊娠って多くの臓器や沢山のホルモンが複合的に連携して成り立っています。
意外と複雑なんです。

卵子のスタートは、、、

胎児の頃までさかのぼります。
母親のお腹の中にいる時に卵子が作られているんです。
生まれた時には原始卵胞が約200万個と言われています。
どんどん減っていき初潮のころには、約30万個とになっています。
そして、毎月1000個ほど消費されていくんです。
注意して欲しいのは、排卵が無くても1000個ずつ消費されているということ。
生涯、排卵される卵子は400個〜500個。
多いようで少ない感じがしませんか。
卵子は、とても大切なカラダの一部なんです。
生まれる前から、そして生まれてから、、、、
自分の子供へ、、、、、、、、、
お腹の中にいる時に、すでに次の世代、つまり孫の卵子が存在しています。
生まれて来る前に、女性は孫になる卵子を作っているということ。
妊活って子供の次の世代まで繋がっているんです。

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