多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と漢方(中医学)

体内の余分な水分調整と「血」の巡りを改善

卵胞が途中まで育っているものの、成熟できないため排卵ができない症状をた多嚢胞性卵巣症候群といいます。
原因の一つとして、男性ホルモンの分泌異常があります。
そのため、肥満気味や痩せていて毛深いなど見受けられることがよくあります。
このような症状の場合、中医学的(中国漢方)には「腎虚」症状で、卵子の成長環境があまり整っていない場合が多いようです。

さらに余分な水分や脂肪など「痰湿」(たんしつ)が多いのも特徴です。
そのため、「血」の流れも悪く「淤血」(おけつ)症状のため妊娠しにくい状態になっています。
まずは、淤血(おけつ)を改善するために血流を良くする漢方や、痰湿を取り除く漢方を使いながら「腎」を補う補腎薬を用い排卵をうながす方向にカラダ作りをします。

妊娠しやすい、子育てするための体作りですね。

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