不妊治療中は温泉に入ってみてください
温泉の効果として考えられるのは温熱効果。
冷え対策ですね。
温めるということは子宮卵巣に行く血流をよくすると思われます。
血流よりも、温泉に入ることで心理的にストレス発散効果が期待できるはず。
不妊治療のストレスを発散することで、気分転換ができれば治療へ前向きになりやすいと思います。
温泉の効果には免疫系に作用し身体的な変化も起こしているんです。
温泉に長期滞在することで副腎から分泌されるステロイドホルモンが増加したという報告がされています。
ステロイドは、不妊治療でも時々内服薬として処方されることがあります。
NK細胞活性というのを下げたり、Th1、Th2というリンパ球の比を変化させたりして着床しやすくさせるという報告もされています。
温泉に入ることで自然と着床しやすくなっている可能性が考えられんです。
安定期になれば大丈夫です
よく温泉の禁忌症に妊娠と書かれていたりしますが、安定期に入って体調がよければ温泉に入ってゆったりとくつろぐのはむしろプラスになるでしょう。
温泉の成分が妊娠に影響を与えることはまずありませんが、湯あたりや不安定は足場、熱すぎるサウナなどには充分に注意しましょう。
気をつけて欲しいのは妊娠中は免疫が下がっていることがあるということです。
体調が悪かったり、疲れている時は避けた方が良いと思います。