寒がりの「寒邪(かんじゃ)」
症状
生理痛で痛み止めが必要
おなかや腰のまわりの冷える
足がだるく、むくみやすい
関節が痛む
寒い日に体調が崩れる
特徴
生理中の冷えは大敵。
体を温める食べ物を集中的に体に取り入れるようにする。
生活習慣・運動
生理中は、ふだんより体が冷えやすく、寒邪が悪化しやすいんです。
注意して体を冷やさないように工夫すること。
とくに、冷えやすい下半身をしっかりと温める。
上半身だけ厚着をしてもあまり効果は小さいんです。
寒邪タイプの人はできれば生理中はスカートよりパンツスタイル。
また体を温めるツボが集中している尾てい骨のあたりや下腹部に使い捨てカイロを貼っておく。
入浴は、ぬるめのお湯にゆっくり肩まで、体をしんまで温めること。
疲れた日には、足浴で下半身を温めるのもおすすめ。
ツボ
「腎兪(じんゆ)」
骨盤の上端を背中側で結ぶ線と背骨が交わるところから、脊椎の骨2つ分上で、脊椎から左右約3cmずつ外側にあるツボ。
腰に使い捨てカイロを貼ったり、シャワーを当てて温めましょう。
食材
唐辛子、しょうが、ねぎ、にんにく、にらなど、体を温める食べ物がオススメ。
普段の食事にも薬味として必ず添えて、体を冷やさないように工夫をこころがけてください。
黒砂糖も体を温める働きがあるので料理に使う砂糖を黒砂糖に替えるのもオススメ。
オススメしない
生理中の冷たいものはオススメしません。
寒邪をひどくするからです。
夏でも、生理中には生野菜や冷たいジュース、フラペチーノは厳禁。
服装も素足にミニスカートなど、足や腰などを冷やします。
他にも夏の冷房の冷えにも注意。
なるべく肌を出さない服装にしてください。