気が足りない
目に見えない気をコントロールするのが漢方の考え方。
気が不足する、というのは、元気を使いすぎていることが多いんです。
気合いや根性では、改善しないコト、ありますよね。
症状
不正出血
生理周期が短い
疲れやすいくだるい
風邪をひきやすい
下痢しやすい
顔色が青白い
寒がり
筋肉がたるみやすい
改善ポイント
朝食にはきちんと主食を食べること。
オススメは米。
疲労を翌日に残さないように睡眠をとる
生活習慣・運動
一日のエネルギーは、何より朝食をきちんととること。
東洋医学的に気は「主食」からくると考えられています。
新陳代謝を高め、気を補うのに役立ちます。
朝食には、穀物、いも類、豆類などの主食が重要。
特に雑穀米がオススメ。
より補気作用が高まります。
朝が忙しい人は、雑穀類とドライフルーツ、ナッツがいっしょになったシリアル類でも可。
またこのタイプは激しい瞬発的な運動は、しないように指導しています。
オススメのツボ
「足の三里(さんり)」をもんだり、シャワーを当てるだけでも効果があります。
足のすねの外側にあり、ひざ関節から指3本分下がった、筋肉のいちばん盛り上がったところにあります。
消化吸収や新陳代謝を高め、気を養うとされているツボ。
食事
気を効果的に補う食べ物をしては、きのこ類がおすすめ。
まいたけ、しいたけ、しめじなどのきのこを入れた炊き込みご飯、リゾット、きのこ、スパゲティなどは、主食もいっしょに食べられます。
またみそ汁の具にえのきだけやなめこなどを使うとよいでしょう。
気をつけるコト
睡眠不足。
気虚の人にとって寝不足は大敵。
気を補うのに睡眠が1番重要なんです。
最低8時間。
休日には10時間。
気力や根性で頑張っても、より疲労感がひどくなることに。
まずは翌日に疲労を残さないこと。
また激しい運動は不向きなのも、このタイプの体質です。