暑い夏の冷えからくる生理痛対策を今から

猛暑なのに冷える現代

猛暑でも暑く感じるのは外にいる時だけ。
乗り物に乗っても、建物に入っても、職場、家、でも今やエアコンの無い場所が少なくなっています。
東京に仕事で行くと驚くのが地下鉄。
ホームにクーラーが効いています。
涼しいと言うより、寒いかも。
東京へ行くのに、いつも長袖です😅

猛暑の生理痛は冷えからきている

エアコンなどの冷えからくる生理痛に対して、一般的には鎮痛剤で対処しています。
しかし、痛み止めは、その場しのぎなので、習慣性となることも。
逆に、それが嫌だからと、痛みをじっと我慢している方も。

冷えを病気とは考えない西洋医学に対して、漢方医学ではこれを重要な症状の一つとしてとらえています。
そのため、いろいろな治療法が確立されているんです。

生理痛を、体質的なものだとあきらめない

中国漢方には、「血は温めることを喜び、寒を嫌う」とされています。
血液が体内をスムーズにめぐるためには、血液に一定の温度が必要なんです。
生理中に、クーラーにあたったり、冷たい飲み物をとり過ぎるなどして身体を冷やすと、血液循環が悪くなり、瘀血(血の滞り)という状態になります。
「不通則痛(通じざれば、則ち痛む)」という中医学では言われていて、瘀血は痛みの原因となります。

冷えからくる生理痛は、黒っぽい月経、凝血(血の塊)、下腹部の冷え、月経周期の変調などを伴うことが多く、ひどい時には不妊症の原因となることもあるんです。
生薬としてはセリ科の植物である当帰がよく使われます。
当帰には、血を補い生理を整える作用、血行促進によって痛みを止める作用があり、さらに現代の薬理研究では、子宮の緊張を緩和し痛みを鎮める作用があることもわかっています。
漢方処方では、この当帰に芍薬・川芎・阿膠などを組み合わせた、婦宝当帰膠がオススメ。
活血薬も一緒がいいかも。

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