スグにできる妊活と自律神経のメンテナンス①

気が付けば、11月。
青森で言えば、冬😅
今月中には雪を見るコトができるはず。
それでも、まだ暑い日も。
こんな時ほど自律神経のバランスが乱れやすいんです。

夏の間に屋外と室内、乗り物の中などは温度差が大きくなり、身体の体温調節機能がフル回転したため、秋は自律神経のバランスを崩してしまいがち。

体温調節機能の戸惑い

そもそも、私たちの身体には外部の気温が上がったり、下ったりしても、体温を37℃前後の一定に保つ調整機能が備わっています。
37℃というのは体内のさまざまな代謝に関わる酵素が最も働きやすい環境なんです。
そのため、暑くなれば、汗をかくことで、寒くなれば、血管を収縮させたり、筋肉をふるわせたりすることで、体温を一定範囲内に保とうとしています。

ところが、夏は、本来暑いのにもかかわらず、エアコンによって、屋内の温度が低くなると、屋外との差が大きくなり、身体に備わった体温調節機能が頻繁に働くことになり、その結果、自律神経のバランスに影響を及ぼすようになります。
自律神経は脳の視床下部を介してホルモンや免疫系統と密接に繋がっています。
そのため、自律神経のバランスは、若い頃は若さで維持できますが、30代も半ばを過ぎると、その力が低下し、自律神経のバランスを崩し、ホルモンバランスや免疫機能にも影響を及ぼしてしまいかねません。
このような理由で夏の終わりに自律神経をメンテナンスすることはとても重要です。

自律神経のバランスを整える

そもそも、自律神経は、私たちの意志とは無関係に働く、自立(自律)した神経なので、直接、コントロースすることが出来ないんです。
どうするか、というと間接的に働きかけるようにします。
自律神経は、交感神経と副交感神経が交互に働くことで、身体のさまざまな機能をコントロールしているとされています。
自律神経のバランスを整えるには、身体の働きのほうからメリハリをつけるということに。

1)動いて汗をかくことを心掛ける

まずは、運動です。身体を動かすことで、じわしわと汗が出てくるような、自然な発汗を促すのが効果的です。
体温調節機能が低下してしまうと、汗をかきにくくなってしまうことがあります。
湯船に浸かったり、半身浴でも、汗をかくことができますが、身体を動かし、体温をあげて汗をかくほうが効果的に自律神経のバランスを整えることつながります。

2)深呼吸(呼吸法)をする

深く、ゆっくりとした呼吸を繰り返すことは、自律神経のバランスを整えるのにとても効果的です。
ゆっくりと、深く、息を吸うと、交感神経優位になり、反対に、ゆっくりと、深く、息を吐くことで、副交感神経が優位になります。
このことを繰り返します。

3)大笑いする

呼吸法と同様、大笑いしているときは、交感神経優位になり、その後、副交感神経が優位になります。
このように、身体を動かし、深呼吸を繰り返し、大笑いし、メリハリの効いた生活を心がけます。
エアコンという、ある意味で、不自然な環境にいることによって、起こりえる身体のバランスの狂いは、人間として備わった身体の働きのメリハリをつける、つまり、人間として(進化論的に)、自然な状態を維持することで修復するということです。

妊活と自律神経のメンテナンス②に続きます。

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