ドライブ中によく寝る嫁
休みの日は夫婦でドライブによくでかけます。
もちろん、車はコペン。
2人乗りのオープンカー。
真冬の八甲田でオープンだけど、嫁、爆睡。
証拠の動画がこれ😀
本気で寝てます。
オープンで眠れる「嫁」。
なにか、病気かも😅
眠気に襲われるのは病気かも
日本でも有名な孫悟空。
もちろん中国でも人気。
中国の孫悟空は、ある武器を持っています。
それは闔睡虫(こうすいちゅう)という武器。
武器というより、虫なんですけどね。
その小虫が体につくと、とたんに眠気に襲われ、その場で眠り込んでしまうんです。
この武器だけで、最強ですよね。
実は、この虫に取り憑かれたのではないか、というくらい眠っても眠たい嗜眠症(しみんしょう)の相談は多いんです。
本当に孫悟空の闔睡虫に噛まれのではないか、とおもうくらい一日中ウトウトされている方って、学生だけではなく、一般社会人でも悩まれています。
学業や仕事に支障が出るばかりか、自動車の運転中など、とても危ないことに。
西洋医学では、不眠症には睡眠薬、嗜眠症には興奮薬と言った具合に使い分けるのが一般的です。
漢方薬では、同じ処方のものが不眠にも嗜眠にも効く場合が多いんです。
これは同一の生薬や処方が、中枢神経の興奮と抑制という相反する作用を持っているためなんです。
意外と使いにくい「朝鮮人参」(高麗人参)
例えば、眠くて元気がないときに用いる漢方薬として、真っ先に思いつくのは朝鮮人参。
朝鮮人参には、脳の興奮と抑制という、二つの相反する作用があります。
このどちらかの作用が、必要に応じて発現することによって崩れたバランスを回復し、昼間は元気に活動し、夜になると眠くなるという生体のリズムを取り戻しやすくしてくれます。
このため朝鮮人参は、不眠によく用いられる心脾顆粒や天王補心丹、柴胡加竜骨牡蛎湯などの処方にも配合されている。
ちなみに、漢方処方で人参と書かれている場合、朝鮮人参でないこともあります。
食事のあとすぐ眠くなるのは、脾気(消化機能)の不足によるものであり、これに対しては補中益気湯が有効とされています。
つまり、眠気と食事で対応が変わってくるということです。
じつは、これらの処方、逆に頑固な不眠症を治療する薬としても使えるんです。
眠気を改善が、真逆の睡眠を改善に。
代表的なのが星火温胆湯。
不安感を伴う不眠症によく用いられる処方ですが、逆に肥満ぎみで嗜眠症の患者にとっては、眠気撃退の妙薬になるんです。
漢方薬は使い方が、1人1人違います。
漢方的に当たり前の考え方なのですが、一般的には、判断に迷う考え方でもあるんです。
ネットや本だけでは「難しい」のは、細部の使い分けが「その場」で変わるため伝えにくいからなんです。