日本とは違う中国のアプローチ
少しずつ、コロナウイルス(新型肺炎)の治療への対応が見えてきました。
国によって対応が大きく違ってりうのを感じます。
新型コロナウイルス治療薬「アビガン」中国での臨床効果は良好=中国メディア
エキサイト ニュース
現在世界中で新型コロナウイルス治療薬の開発が緊急に進められている。現時点で、最も期待されているのは、アメリカの新薬「レムデシビル」と日本の「アビガン」だ。中国でも抗インフルエンザ薬ファビピラビル「アビガン」が治療効果を上げている。
先を行く中国
今回は、先ほどの記事の元になった、日本で開発された「アビガン」の治験データーです。
中国語から日本語への訳が少し変ですが、意味は通じます。
アビガンの臨床効果(科技日報 )
1.安全性
アビガンは2014年に日本で承認され、長期的な応用を経て不良反応が小さい。
2段階の臨床研究において、明らかな不良反応は見られなかった。
2.有効性
深圳第三人民病院で、新型肺炎の治療薬としてアビガンの安全性と有効性に関する臨床研究を実施した。
実験した患者数80例(アビガン組35例、陽性対象組45例)。
臨床徴候
実験組服薬後2日間、解熱率は72.4%に達し、対象組により26.30%アップ。
ウイルス核酸は陽性に変わる
アビガンで治療された患者のウイルス核酸は陰性に変わる平均中央値は大幅に短縮された(4日間:11日間、著し差異)
胸部映像の改善
二組の患者胸部画像の改善率は91.43%と62.22%です。
不良反応(副作用)
アビガン組の不良反応は11.43%で、対象組は55.56%で、著しい差異がある。
不良反応(副作用)
アビガン組の不良反応は11.43%で、対照組は55.56%で、著しい差異がある。
武漢大学中南病院が先頭に立って、展開しているアビガンは新型肺炎に治療する多くのセンター臨床研究により、アビガングループ7日間の臨床快復率は80%を超え、治療効果はより優れ、平均入院時間は明らかに短縮された。
3.薬物の可及性
科技日報
今年2月、国内のある企業は国家薬監局の錠剤登録許可書を得て、量産ができて、臨床薬品の供給は保証されている。
アビガンの安全性が良い、治療効果が明確だと考えて、研究開発チームの専門家が十分に論証することにより、できるだけ早く診療方案に入れますように、正式に医療の治療チームに推奨した。
この記事の内容からすると、すでに、中国国内でアビガンはコロナウイルス(新型肺炎)に治療として使われつつあると思われます。
さらに、量産体制もととのっているようです。
日本での臨床には、まだまだ見えない部分があります。
コメント
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