「妊娠力」不妊と不眠の悩ましい関係

不妊治療中は睡眠時間が短いかも

睡眠と妊娠の関係があるのは、既にエビデンスがあります。
総務省が平成28年に日本で調べたデータでは日本人の平均的な睡眠時間は7時間40分とのことでした。
睡眠障害は一般に男性より女性に多いとされており、原因として、生殖ホルモンの変動がその原因とも考えられています。

これまで、睡眠の問題は心臓病、肥満、糖尿病そして、死亡率を増やす等の報告があり、これらのリスクは睡眠時間7-8時間で最もリスクが低いと言われています。
睡眠障害を持つ女性では中等度の妊孕性の低下を認めています。また、睡眠時間については、睡眠時間が短くなった場合に、軽度ではありますが、妊孕性が低下する傾向を認めました。今回の研究では、シフト制勤務や夜勤については、妊孕性への影響は認められませんでした。

単に良い睡眠をとると言っても、簡単ではないこともしばしばではありますが、健康な睡眠が妊娠の成立にも良い影響を及ぼす事が考えられる結果となりました。

睡眠をたっぷりとる

「気」のめぐりが悪いときは、心身ともにリラックスできず、なかなか寝つけなかったり、眠りも浅くなることが多くなります。
心を安定させる「血」が不足している場合にも、寝つきや睡眠の質に問題が起こるんです。

寝不足で疲れが抜けず、ますますイライラして悪循環に。
「あれもこれもしなければ」という「やらなければ」というのは、チョットだけ忘れて早めに寝てみませんか。
お風呂にゆったりつかる、そして、かるくストレッチをして眠る。
それだけでも違うはずです。

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