妊活期間が短くなるかもしれない過フッ素化合物と閉経の関係

テフロン加工が閉経を早める論文がある

妊活で大事なのがエビデンス。
しっかりしていないと、妊活が難しくなります。
サプリメントでも漢方でもエビデンスが重要なんです。

エビデンス
一般には、医学および保健医療の分野では、ある治療法がある病気・怪我・症状に対して、効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果を指す[1]。エビデンスは、医療行為において治療法を選択する際「確率的な情報」として、少しでも多くの患者にとって安全で効果のある治療方法を選ぶ際に指針として利用される。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

『PFCs(過フッ素化合物)が閉経を早めるおそれ』
The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism

こげつき防止のテフロン加工調理器具や汚れのつかない家具やカーペット、防水加工のレインコートまた、プラスティック製食品容器などに広く使用されているPFOS(過フッ素化合物)の体内の血中濃度が高い女性ほど閉経が早いことがアメリカで実施された試験で明らかになりました。

この研究は、アメリカのデュポン社が2005年と2006年にウエストバージニア州で工場からのPFCsの排水が原因による水道水汚染訴訟の医学的モニタリングの一環として実施されたものです。

ウエストバージニア州在住の42~51歳の女性、26,000人を対象に、血中のPFCs濃度と閉経時期の関係を調べたところ、血中濃度が高い上位20%の女性は、下位20%の女性に比べて、閉経の女性が40%多く、血中濃度が高い女性ほど、早く閉経を迎えることが分かりました。

また、血中のPFCs濃度が高い女性ほど、エストロゲンレベルが低いことも分かりました。

この結果から、研究グループはPFCsと閉経時期には相関関係がみられるが、因果関係については不明であるとして、さらなる研究が必要としています。

過去にも、過フッ素化合物の血中濃度が高い妊婦は出生体重の低いお子さんを出産するリスクが高いとか、妊娠するまでに時間がかかるとの報告がなされています。

ヨーロッパやカナダでは、過フッ素化合物の使用規制に向けての動きが活発化しているようです。

日本でも、人への長期毒性の疑いありとして、第二種監視化学物質に指定されてはいますが規制はありません。

体内の有害物質の生殖機能への影響ははっきりとはわかっていませんが、適度な運動習慣とバランスのよい食生活で身体に備わった排泄機能を高めておくに越したことはありません。

体に合った漢方はデトックス効果も

漢方には解毒する働きがあるんです。

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