精子のDNAの断片化
ここ数年不妊原因のひとつとして精子DNA断片化が注目されています。
一般のネットニュースなどでも取り上げられることも多くなっています。
「何度も流産…精子のDNA異常も一因?」
英インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)医学部の研究チームは、3回以上続けて流産したパートナーを持つ男性50人の精液の質を調査。
January 4, 2019, Imperial Collage London
調査結果は健康な妊娠期間を送ったパートナーを持つ男性の実験参加者60人の精液の健康状態と比較したところ、前者の男性らは精子のDNAの損傷が2倍多かった。
January 4, 2019, Imperial Collage London
流産は女性だけの問題ではない
多くの研究が、男性の精子に問題があることがわかってきています。
今回の報告でも、精子の異常がはっきりとわかっています。
でも、この事実にたいして、男性は意識していません。
なぜなら、自分は、関係ないと思っているからです。
流産するのは女性。
でも、原因は男性なのかもしれないということなんです。
不妊治療について男性は自分から学ぶことが大切
不妊治療を学ぶ、というと多くの男性はネットで調べます。
でも、ネットだと、どうしても部分的なコトだけになり、全体的なことが学べません。
また、自分の都合の良い情報だけを調べる傾向もあります。
できれば、不妊治療の「本」を読むことをオススメします。
そうすることで、まずは不妊治療の全体的なこがわかるからです。
ネットで学ぶことで妊娠率が下がることも
ネットで調べることは悪いコトではありませんが、悪影響の場合もあります。
知識がないのに、人の成功例や失敗例などを読んで、自分で判断してしまうことです。
スゴく、怖いことだと思っています。
確実に、妊娠率を下げるようなことを、しているのに、自覚がないからです。
まずは「本」を読むことからはじめてください。