高脂血症度(痰湿度)チェック

痰湿度をチェックすることで高脂血症チェックにつながる

自分の血液がドロドロかどうかを知る診断法としては、次のような項目を調べることが1つの目安になります。

1.肥満痰湿体質
2.舌の色が暗紫色
3.まぶたに黄色腫、あるいは腱・皮下に結節性黄色腫がある
4.耳たぶに横溝がある

痰湿度チェック

1.舌が大きく、両側に歯のあとがある、または苔が白く厚い・・・15点

2.脂肪肝・・・12点

3.白く水っぽい、または粘った痰が出る・・・12点

4.胸が重苦しい・・・9点

5.体が重だるい、または倦怠感がある・・・9点

6.肥満で、力がない・・・6点

7.目のまわりが膨らんでいる・・・6点

8.コレステロールや中性脂肪の値が高い・・・6点

9.下半身がむくむ・・・6点

10.てんかんの発作を起こしたことがある・・・3点

11.時々めまいがある・・・3点

12.いつも眠い・・・3点

13.口の中が粘った感じがする・・・3点

14.痴呆または精神的な症状がある・・・3点

痰湿とは

中医学の「湿」や「痰」とは、水分代謝の異常によって生じた体の中の余分な水分の総称で、湿が固まったものを痰としています。
痰湿が体内に生じると、体が重だるく、頭がボーッとするような症状がでたり、肥満の原因をなったりします。
また、痰(いわゆるノドから吐き出される有形の痰ではなく、無形の痰)が気の通り道である経絡や血管に詰まると、痛みやしびれ、麻痺、耳鳴り、めまい、吐き気、神経症状(たとえば不安感、不眠、ボケなど)が出たり、またさまざまな病気の原因となります。
以上のチェック表で合計が30点以上の方、またはチェック項目が5つ以上あった方は、体内に痰湿がたまっていると考えられます。

西洋も東洋も大事

化学検査で多くのことがわかります。

1.全血粘度と血漿粘度が増加
2.赤血球凝集性増加
3.血小板の凝集力増強
4.赤血球の変形能力低下
5.白血球の粘着度増加
6.高脂血症

これらの検査で異常が見つかった場合、中医学的な対処法としては、早めに血脂を改善する薬と活血化瘀の中成薬を活用して、血栓予防に努めることです。
いずれにしても、まず病院、クリニックなどで検査や診断を受けて、自分の体の状態について知っておくこと、さらに中医学に経験の深い専門薬局・薬店で相談してください。

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