妊娠、出産を有利にするSEX

不妊治療と性交回数

不妊治療相談で意外と多いのが性交回数。
治療しているから、大丈夫ということではありません。
相談で多いのが男性側の問題です。
ただし、原因は女性側にある場合が多いのも現実です。
男性の心はガラスでできています。
簡単に砕けます。
男性の場合、自律神経で性交渉が可能になります。
砕けた心では、難しいんです。

性交は妊娠の方法に関わらず妊娠、出産に有利に働くかもしれない

自然妊娠では性交回数が多くなるほど妊娠の確率が高くなるのは理屈抜きで理解できますが、人工授精や体外受精、顕微授精では、もはや、性交は不要と考えがちかもしれません。

ところが、私たちには、「膣内射精で精液が女性の生殖器官に触れること」や「性交そのもの」が女性の身体が妊娠や出産に有利に働くメカニズムが備わっている可能性が大きいことがわかりました。

であれば、たとえ、タイミング指導でも排卵期以外にも性交すること、そして、たとえ、生殖補助医療を受けていても性交することは「いいこと」になるわけです。

ただし、くれぐれも誤解しないでいただきたいのは、不妊治療を受けている場合、「性交」は妊娠、出産に有利に働くようですが、「性交」は必要条件ではありません。

つまり、ここでも、性交は「義務」ではないけれども、多少なりとも、妊娠、出産のサポートになるかもしれないということです。

それにしても、新しい命の誕生に際しての人間の身体のつくりの精巧さ、奥深さ、そして、神秘さに、驚かされるとともに、あらためて感動し、畏敬の念を抱かざるを得ません。

また、もしかしたら、セックスレスの妊娠へのマイナスの影響は私たちが想像している以上に大きいのかもしれません。

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