症状が無いのに病院へ
不妊治療が他の病気などと大きく違うのが、症状がほぼ無いということと、原因が分かりにくいということです。
多くの方が検査をしても原因が見つかることはありません。
それなのに治療が始まります。
そう手探りで始まるのが不妊治療なんです。
始めてみて、分かることが多いんです。
健康と不妊治療
ここで問題になるのが、健康診断では健康であるということです。
健康なのに、不妊治療って不思議ですよね。
そもそも、健康診断とは、なんなのか?
健康である、ということを検査しているのではなく、今、治療できる病気を探すのが健康診断なんです。
つまり治療方法がない、まだ、わかっていない症状などは健康診断では見つけるどころか、見つけようともしていません。
不妊治療ではない
子どもができない、のではありません。
子どもが授かりにくい、ということなんです。
私は不妊治療と妊活では、意味が違うと思っています。
それは、不妊治療を経験しているときに感じたことです。
ここに漢方を使ってみる理由があります。
夫婦で、できること。
より健康になること
今も健康だと思います。
ですが、妊娠しにくいということですから、より健康になる、ということが必要なんです。
それも、夫婦、共に。
忙しいのは、わかります。
なかなか、思い通りにならないのも経験済みです。
であれば、漢方に頼ってみてはどうでしょう。
多くの意味で、時間が節約できるはずです。
できることが漢方にはあります
母体を妊娠しやすい環境に整え、元気な赤ちゃんを産むための「体づくり」を行う漢方の不妊治療。
体と心に負担をかけずに、その人に備わった妊娠する力を引き出すのが特徴です。
不妊のさまざまな原因に対してどんなアプローチを行うのか、西洋医学の不妊治療とどう違うのかを知っておきましょう。
漢方で体のバランスを整え「妊娠する力」を高める
不妊専門病院では、さまざまな検査で妊娠できない原因を探り、治療を行います。
排卵がない、卵管が詰まっている、子宮筋腫や子宮内膜症があるなど、妊娠を妨げるはっきりとした原因がある場合は、まず、西洋医学の治療を行うのが妊娠への近道です。
私達、夫婦のように卵管が無かった場合、選択肢が体外受精しか無いこともあります。
この場合でも、卵子の成長はお母さんの食事や体調管理が大事になります。
また、私の精子も、今より、より良くしていくことが必要になるんです。
私達、夫婦のように原因がハッキリとわかることって少ないんです。
いくら検査しても具体的な原因がわからないというケースが多いんです。
健康診断と似ていますね。
「子宮や卵巣にはとくに異常がないのに妊娠しない」、「西洋医学の治療を行っても妊娠しない」場合、漢方による妊活を行うという方法もあります。
漢方では子宮や卵巣のトラブルだけに注目するのではなく、体全体の環境やホルモンバランスを整えながら、妊娠しやすい体づくりを行うこと。
西洋医学の治療は、ときに副作用などが起こることもありますが、漢方の治療は体全体のコンディションを整えることで、結果的に「自然に妊娠する力」をアップさせるようにしていきます。
自然に妊娠できる力が上がるということは、病院での治療にも影響があるはずです。