漢方で対処できる「のぼせ」
漢方では、のぼせは気の流れが悪くなって、熱が体の上部にのぼっている状態と考えられています。
食材には、性質があり、季節や体調によって選ぶことで日々の体調を自分で調整できるんです。
今回は熱の調整ですね。
涼性の食べ物で、体の熱をおだやかに下げるようにします。
ただし、日ごろから冷えやすい人や下痢になりやすい人は、量を少なめにします。
トマト
体の熱をさまして、余分な水分を体外に排出させます。夏におすすめです。
にがうり
苦みが体にこもった熱を取り除いてくれます。解毒作用もあります。
みそ
熱を鎮める涼性の性質があります。二日酔い防止にも。
食べたら「のぼせ」が悪化する
カラダを温める食材は、本来は健康のためにオススメしています。
食材でも、温める「力」にいろいろあります。
自分にあった食材を選ぶって少しだけ勉強が必要なんです。
体を温める効果が高い羊肉は、さらに熱をこもらせることになるので控えめ。