老廃物が血管について、流れを妨害
特徴・・・食べすぎ、飲みすぎが不調のもとに
□肩にどっしりと重しをのせたようなこりを感じる
□外食が続いたり、お酒を飲みすぎたときに肩こりがひどくなる
□梅雨時や蒸し暑い夏、低気圧などで肩こりがひどくなる
□おりものが多く、膣炎や膀胱炎、肛門のかゆみなどを起こしやすい
□血経血はネバネバしている
症状
胃腸を酷使するような食生活を続けていると食べたり飲んだりしたものが、うまく消化・吸収・排泄されずに、余分な中性脂肪やコレステロールなどに変化して、老廃物として体の中にたまってしまいます。
このような「余分なもの」が血中に入り込み、血管にへばりつくと、血液がサラサラ流れるのを邪魔する状態に。
体も重く、だるく感じるようになり、肩こりや頭重感が起こりやすくなります。湿気の多い気候や水分のとりすぎなどに体が敏感に反応して、体調が悪くなるのも特徴です。
老廃物と新陳代謝
太りぎみで、食べるコトに目がない人に多いのがこのタイプ。
長年の食生活の影響で、胃がむかむかしやすい、体が重いなどの症状が表れ、健康診断では「高脂血症」を注意されることがほとんど。
加齢とともに胃腸の消化・吸収力が弱ってくると、さらに体内に「余分なもの」がたまります。
そのため血液ドロドロ度が悪化。
たんや粘った鼻水、おりものが多いもの特徴です。
まずは、「余分なもの」を出すことを考えて生活習慣を見直してください。
先に野菜を食べる
誰でもわかっていること。
余分なものをためないようにするためには、食事の全体量やお酒の量を減らすこと。
わかっていてもできんですよね。
そんなときには、満腹感もあり、カロリーとして吸収しにくい食べ方を知っておくと便利。
誰もがしっている、先に野菜を食べる。
おひたしやサラダ、酢の物など、あっさりとした野菜料理から先に食べること。
食事の前にまず温かいお茶を一杯飲むものいい方法です。
そのあとにご飯や主菜をよくかんで食べるようにすると、食べる量も自然に減りやすいんです。
低カロリーで低糖質がおすすめ
余分なものを体から排出するためには、甘いものや油っこいものは食べないように。
もちろん野菜中心のあっさりとした食事にするのが基本。
特に、余分なものを排出しながら、血液をサラサラにしてくれる、昆布、わかめ、たけのこ、ごぼう、レタス、白菜、大根などは多めに。
代謝を高めてくれるスパイス類や、余分なものの排出効果を高める酢もオススメ。
気候や天候と相談する
このタイプは、湿度の高い梅雨時や夏、低気圧が近づいてきたときなどに体調をくずしやすい傾向があります。
体が重い、肩がこる、などの症状を予防するためには、湿気の多い時期や台風の季節は、特に食事に気をつけ、満腹ではなく腹八分目を意識してください。
また、水分のとりすぎはそれだけで体調をくずす原因になるので、しょっぱいものは控えて、のどの渇きを予防するように。
汗をかくための運動と入浴
発汗や、体にたまった余分な水分や老廃物を出す有効な手段です。
特に、じわりと汗をかくようなスポーツが効果的。
時間がない場合には、階段を使う、夕食のあとに散歩をする、家でも簡単にできるスクワットを続けるなど、毎日の空き時間を利用した運動してください。
夜はゆっくりとお風呂につかり、たっぷりと汗をかく。
運動とお風呂はセットですよ〜