エアロゾル感染は飛沫感染、空気感染と何が違うの

エアロゾル感染って?

わかっているようで理解していないことってありますよね。
新型肺炎(コロナウイルス)で日々、伝えられる感染経路。
飛沫感染と空気感染って、イメージだと空気感染が怖い感じしませんか。
では、何が違うのでしょう。
実は、空気感染も飛沫感染の一部みたいな雰囲気なんです。

日本での感染経路の種類は4つ

厚生労働省からの資料です。
感染経路の種類は医学的4つ。

「空気感染」「飛沫感染」「接触感染」「経口感染」

飛沫感染

ウイルスが唾液や気道分泌物に含まれた状態で空気中に飛び出して別の人に感染すること。

空気感染

水分を伴わない状態でウイルスが空気中に飛び出し、感染すること。
空気感染は飛沫核感染ともいいます。
直径5㎛より大きいと飛沫感染であり小さいと飛沫核感染つまり空気感染といいます。
他にも条件があるのですが、小さいと空気中に漂っている時間が長くなるので吸い込むことで感染する状態になっています。

この両方の特性をもっているのがエアロゾル感染なのかもしれません。
エアロゾル感染を空気感染の一種とする説もあります。
飛沫感染の一種だとする説も。
なんとなく、イメージで不安が大きくなる言葉ではありますよね。
曖昧な用語だということは知っておくべきコトです。

個人的には、エアロゾル感染という言葉だけが注目されていて、実際には飛沫感染なのでは、と思っています。

不安になるのは知らないから

毎日報道される新型肺炎(コロナウイルス)。
ウイルスという言葉だけで不安になります。
では、ウイルスと菌の違いってわかります?
何が違うのでしょう。
そもそも、違うということを知っていました?
そうなんです。
知らないのに不安になる。
まずは正しく知ることが大切なんです。

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