温度管理が難しい精子
英ウィメンズクリニックのブログに掲載されていた記事です。
採精までは容器は暖かいところで保管しておきましょう。
冬季は「冷えすぎ」にご注意! 精液容器のお取り扱いについて
冷たくなった容器に採精すると、精液が一気に冷えてしまい精子の運動に影響が出る場合があります。
そして、採精された後のご持参時には、容器があまり冷えないように注意しましょう。
実は精子が熱に弱く、男性器、特に陰嚢の温度は体温よりも少し低い温度(33℃程度)に保つのが良いといわれています。
温度が普段より1℃上がるだけでも精子の機能は衰え、37℃まで上がると全滅することも。
病院で採取するのがベスト
温度変化に弱い精子。
不妊治療での精子の採取後、なるべく移動は控えることが大切。
どんなに大切に移動したとしても、温度変化はします。
できれば、病院内での精子採取をオススメします。
こればかりは、漢方薬でもカバーはできませんので。