花粉症根治は「正気」高めて
今年は、全く雪が無い2月。
青森市の2月は大雪なんですけどね。
道路に雪は、、、、ありません😀
もう春。
春と言えば、花粉😅
今年こそ、花粉症を治してみませんか。
漢方は花粉だけが原因とは考えない
今年は少し早いですが同じ時期気に日本で花粉症が猛威をふるうのか、考えて見ました。
もちろん杉の木が多いという外的要因もあります。
しかし中医学の立場から見ると、日本人の体はいかにも正気(防衛力)が弱いと考えられます。
なぜなら中医学には「正気が体の中にあれば、外部の邪は体内に入れない」という考え方があるからです。
それだけ中医学では正気の存在を重視しています。
正気が弱まると体に何がおこるのかというと、気候や気象の変化に応じられず病気が体に侵入しやすくなるんです。
普段から正気のための食事や養生法など、日ごろから健康増進に努めるというのが、中医学の健康法の基本なんです。
モノが豊かで生活が便利になればなるほど体から防衛力が弱まっているようにさえ感じます。
花粉症の根治とは
中医学では、鼻や目の症状をおさえる標治(対症)療法と、体質改善によって、外邪を寄せつけない体をつくる本治(根本)療法の、二段構えで対応します。
最初は標治で、花粉症特有の鼻水やクシャミを体の冷えからくる症状としてとらえ、体を温め抵抗力を高める温性の小青竜湯が一般的に良く使われます。
個人的には、あまり使わないのですが😅
目の結膜の充血、かゆみは中医学的にいうと風熱の症状と判断できます。
熱性の症状をおさえる涼解薬という処方があります。
本治では、八仙丸などの体質改善に対応した漢方によって、体の防衛能力を高めるようにします。
花粉症の基本は体質改善によって根本から治すことが重要なんです。