誰もが認知症になる可能性がある

「補腎+活血化瘀」で認知症予防

有名人が認知症のカミングアウトをされるのには驚く。
特に記憶にあるのは「私はアルツハイマー病」――レーガン元米大統領の告白

急ピッチで高齢化が進む日本。
認知症は、すでに深刻な社会問題になりつつある。
先日も、帰宅途中、逆走してくる車と事故になりかけました。
高齢と認知症は、自覚できないことが多いのも問題なんです。

認知症のタイプと対応

脳血管性認知症の場合、高血圧や動脈硬化などの成人病にも中医師ながら、血栓を予防することで発症を未然におさえるようにしていきます。
漢方の場合、冠元顆粒のような活血化瘀(血流改善)薬がオススメです。

アルツハイマー型認知症の場合は、現在、原因が不明となっているため、治療にも決め手がありません。
ただ、現代医学の検査によると、脳の委縮と極端な脳血流の低下がみられることが判ってきています。

中国漢方では「腎は骨をつかさどり、髄を生じ、脳は髄の海」という考え方をします。
脳の委縮を腎の精・髄の不足(腎虚) からきています。
そのため漢方のアルツハイマー予防法としては、腎の精・髄をおぎなう補腎法と、脳血流を改善する活血化療法の、二つの組み合わせることが基本となっているんです。

以前、米国シカゴで開催されたアルツハイマー学会にて、漢方薬の薬理に関する注目すべき報告がありました。
アルツハイマー型モデルマウスに、補腎薬の参茸補血丸と冠元顆粒を組み合わせて投与したところ、記憶と関係が深いアセチルコリンの減少を防ぎ、記憶障害などの痴呆症状の進行を止めたという研究報告です。

そもそも、漢方は古くから人体実験をして発展してきました。
「補腎+活血化瘀」は、古来老化防止対策にも用いられてきた方法なんです。
研究結果は、人に試してきた経験と同じ結果に。
中国漢方の経験と実績が科学的に証明されてきています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次