流産とは
妊娠したにもかかわらず、妊娠が継続できなくなることを「流産」といいます。
経験者にとって、とてもつらい出来事です。
統計的には1人の女性が妊娠するなかで約15%の割合で起こるとされています。皆さんが思っている以上に、身近なものと言われているんです。
子宮筋腫との関係
子宮筋腫を抱えての妊娠は、それだけで流・早産のリスクが高くなるといわれています。
数回の出血や下腹部痛、おなかの張りなどが症状としてみられることがあります。
そのさいに、下腹部痛と張りを緩和する「芍薬甘草湯」、止血作用がある「田七人参」、体のエネルギーである気を補う「補中益気湯」、血を増やして胎児の成長を助ける「婦宝当帰膠」、子宮筋腫の成長を抑える「シベリア霊芝」などを、時期と体調をみながら使い分けながら体調管理をします。
なお、子宮口を胎盤がふさいでいる「全前置胎盤」というトラブルなども考えられます。
このような場合、出産が近づくと、胎盤が急にはがれて大出血する可能性が考えられます。
病院との連携も、大切。
このように、東洋医学の対処法と西洋医学の最新技術を組み合わせることが、今の漢方的妊活の考え方なんです。