血管が縮こまって血の流れを妨げる「冷え」でドロドロ
症状・・・寒さに弱く、冷えると体調が悪くなる
□夏の冷房や冬の薄着に弱く、冷えると肩こりがひどくなる
□おなかを温めると、生理痛がかなり楽になる
□冷たいものを飲んだり、体が冷えると、生理痛がひどくなる
□月経血に黒いかたまりが交じる
□舌の色は紫色に近く、苔が白い
特徴
寒い季節には体が縮こまることでもわかるように、冷えや寒さには、筋肉や血管などの組織を「収縮」させます。
血管が収縮すると血もめぐりも悪化。
末端まで血液が行き渡らない状態に。
手足などがますます冷えるます。
このような方は肩こりや生理痛などの症状も、冷えると悪化する傾向があります。
冷えの原因は、冬の寒さや夏の冷房の中での薄着、冷たいものの食べすぎや飲みすぎなどの生活習慣によるものが多いんです。
他の要因として体質的に体を温める原動力がもともと弱い人もいます。
縮こまった血管を温めて流れをよくする
冷え性で寒がりのこのタイプは、真冬にマフラーなしで外出すると首すじが痛み、ふとんから肩が出ていると肩がこる、といったように、体が冷えると途端に調子をくずすのが特徴。
寒がりのわりには無防備で、夏は冷房のきいた場所にもノースリーブとサンダルで外出したり、冷たいものばかり食べてしまう人も多いようです。
冷えは血管を収縮させて、血行を悪くするもと。
まずは、冷えを寄せつけない生活を心がけて、血のめぐりの悪さを改善していきましょう。
体を冷やす食べ物に注意
常識的に、冷たい食べ物や、氷の入った飲み物、アイスクリームなどの体温を奪う食べ物は体に入れないようにしましょう。
お弁当や、冷蔵庫の中のお惣菜は、めんどうでも必ず温めてください。
飲み物もできるだけ温かいものを。
気にして欲しいのが果物や夏野菜も体を冷やす作用を持つものが多いというこ。
食べすぎに気をつけて。
スパイスがコツ
よくいわれる血液サラサラ食品のうち、このタイプに最も向いているのが、シナモン、ターメリック、フェンネル、こしょう、山椒、八角、しょうが、にんにくなどのスパイス類。
料理に使うほか、紅茶におろししょうがを加えた「しょうが紅茶」もおすすめです。
なすやトマト、きゅうりなどの夏野菜もスパイスと上手に組み合わせれば体を冷やす心配もありません。
唐辛子も胃を荒らさない程度であればOKです。
体を温めて血流をよくするねぎや玉ねぎ、にらもおすすめ。鶏肉、羊肉、えびなど、体を温める力が強い食材も適度にとるようにしましょう。
体を冷やさない生活
服装にはいつも気をくばることが大切です。
冬ならちょっとした外出でもマフラーと手袋、耳当てか帽子を忘れずに。
夏は、冷房がきいた場所と炎天下を行き来すると、血管がそのたびに収縮と拡張を繰り返して、血のめぐりが悪くなる原因になるためバッグに、上着などを持って、こまめに服装を調節することを心がけてください。
「寒い」と感じたらスグに着る。
また、冷えが体内に入り込みやすいおかな、腰、足首、かかとは、年間を通してガードしてください。
入浴はシャワーではなく、湯ぶねにつかること。
筋トレがオススメ
体を動かさないでいると、熱の源の筋肉を衰えます。
つまり、ますます冷えやすい体になるということ。
冷え症を治すためにも、血のめぐりをよくするために、適度な運動が重要。
長続きさせるために、自分が楽しめるようなスポーツを選んでください。ただし、水泳避けて。
水温がそれほど低くなくても、水には体の熱を奪う性質があるります。
やはり、話題の筋トレがオススメ。
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