舌の苔をとっても変わらない口臭は体の中に臭いの源があるからかも

口臭がするということは怒りっぽいからかも

中医学(中国漢方)では、口内環境も体のシステムに問題があると考えられています。
つまり、いくらはを磨いても、舌の苔をとっても、口臭が気になったりしするのは、そのためです。
特に湿熱タイプ。

○鼻や額が脂っこくテカる
○ニキビや吹き出物ができやすい
○傷や湿疹が化膿しやすい
○口臭がきつく口の中が苦い感じがする
○暑がりでじっとりと汗をかく
○脂っこいものや辛いものを特に好む
○常に身体が熱っぽい感じがする

少し、詳しく解説しますね。

湿熱タイプ、辛いものや酒類は控える

湿熱タイプは舌に特徴があります。
舌診で舌を見ると、舌苔がべっとりとしていて厚く、色は黄色っぽいので、見ると、スグにわかります。
なぜ、この様な舌の状態になるのか、といえば、体内にたまった病的な水分(湿)に熱が加わったからです。
この状態を「湿熱」といい、体の不調の原因になります。
細かい症状として、体が重だるい、胃がもたれる、食欲不振、口が粘る、大便が粘る、小便の色が濃い、顔が脂ぎってテカテカしている、ニキビや吹きでものが出やすい、などですが、感情面でもイライラして怒りっぽいことがあります。
つまり、怒りたいわけでもないのに、怒ってしまうのも、湿熱だからかもしれません。

なぜ湿熱が溜まるのか

湿に熱が加わる条件があります。
水分代謝の異常によって体内にたまった水分は、時間とともに体温の影響で熱を生じます。
それも、体力的に強くエネルギーのあり余っている人や、日頃から辛いものや濃厚な味を食べている人、そしてアルコールを飲む時に湿熱がこもりやすいんです。
もちろん、これらの条件が重なっている場合、つまり元気が有り余っていて、夜にお酒を止められない、つまみには、辛いモノを食べているようであれば、気付かないうちに湿熱が溜まっていることで、自分では気づくことなく、無意識で周囲に感情的な行動や発言をしている可能性があります。
本人が気付きにくいだけに、困ったコトになることもあります。

気をつける方法として、水分や辛いもの、酒類は控えめにすることです。
あとは熱を除き利尿効果のあるスイカ・キュウリ・トウガンなどの瓜類や緑豆などを食べるコトで湿熱症状の改善にもなります。

ただし、食事での効果は、それなりです。
できれば、体質に合った漢方薬を探すことが、普段の生活をスムーズにすることができるはずです。

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