カフェインって?
今回は、タバコと緑茶について。
よく質問されることにカフェインがあります。
まずは、皆さんが飲んでいるカフェインの量について。
缶コーヒー :100~150mg (ショート缶)
レギュラーコーヒー抽出液 :約60mg (100mL当たり)
煎茶 :約20mg(粉末20gを溶かす)
高カカオチョコレート :68~120mg(100gあたり)
普段の生活で、以外とカフェインって摂取しているんです。
特に、缶やペットボトル飲料は、思った以上に多いはず。
缶コーヒーが癖になっている方が多いのも、カフェインのせいかも。
缶コーヒー2本で医療用のカフェイン錠剤と同じくらいになります。
緑茶は百薬のもと喫煙は百害のもと
好きなモノほど癖になる。
漢方の世界でよく言われている言葉です。
嗜好品でいえば、お茶をたくさん飲む、少量の飲酒、タバコを吸わない、これが養生家の秘訣と言われています。
日本や中国限定ですけど。
茶葉の中にはカフェイン、茶緑素、多種ビタミン、ミネラルなどが含まれ、精神の覚醒、疲労回復、脳の思惟活動の改善などの作用があります。
お茶が健康に良いといわれるのはこのためです。
ただし、飲み過ぎや濃いお茶を飲むのは逆効果です。
茶葉の用量は毎日3〜5gが一番よく、温度は80〜85度が最適です。
つまり、ペットボトルでガブガブ飲むのは注意ということですね。
お酒には漢方の効果を高める作用があります。
少量の飲酒は、善玉コレステロールを増やし、動脈硬化を防ぎます。
もちろん飲み過ぎると体を壊します。
特に、脳。
ある意味、タバコよりやっかいかもしれません。
喫煙は、すでによく知られているように、健康に多大な害を与え、ガンや動脈硬化の原因となります。
狭心症とガンの患者は、絶対にタバコを吸ってはいけません。
喫煙者は少しずつ量を減らすことです。
突然やめると、体内のバランスを崩し、他の病気を引き起こしやすくなります。
タバコとお酒の罪悪
どちらも、体への影響があります。
どちらかを止めるとしたら、個人的にはお酒を止めてもらっています。
タバコは、気をつけるコトで、周囲への迷惑が少ないんです。
特にご家族への迷惑ですね。
お酒は、習慣化すると、体への影響の他に周囲への影響が大きくなります。
特に、脳への影響が現れやすいので、想像を越えた影響が出ることがあります。
できれば、喫煙も飲酒も、止めた方が健康的ですよね。