男だから痛風が怖い:みんな痛いんだよ

風が触れただけでも痛い「痛風」

よく勘違いしている人がいますが、運動していても痛風になることがあります。
激しい運動をしている人ほど、痛風になりやすいんです。
有名なプロ野球選手や競輪選手なども、痛風で悩んでいます。

「長嶋一茂、痛風を乗り越えた武勇伝を語る!?」(クリック)

痛風とは、尿酸が体の中で増え、排泄されず、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気です。
医学研究が進み、良い薬も開発されたため正しい治療を受ければ全く健康な生活が送れます。
しかし、放置すると激しい関節の痛みを繰り返したり、体のあちこちに結節が出来たり、腎臓が悪くなったりする重大な病気でもあります。

痛風の対策は生活習慣の改善から

痛風は、体内の老廃物の1つである尿酸が関節にたまって起こる病気です。
通常、体内にできる尿酸は、尿や便と一緒に排泄されるため、血液中の尿酸の量は常に一定に保たれています。正常な尿酸性のレベルは、男性で2.4−6.4mg/dl、女性では1.6−5.2mg/dlとされています。
この血中の尿酸量が増えた状態が「高尿酸血症」です。具体的には、多次検査(くり返しの検査)で尿酸値が7mg/dlになると高尿酸血症と診断されます。
高尿酸血症が長く続くと、突発性の痛風関節炎をくり返し起こすようになり、やがて尿酸塩が関節内にたまって瘤のような痛風結節ができ、慢性関節炎、関節奇形、腎尿酸結石、腎機能障害などをひき起こすのが特徴です。
痛風・高尿酸血症は遺伝と一定の関係がありますが、環境要因も無視できません。
特に乱れた生活習慣jは尿酸値を上げる大きな原因となります。
この病気のもとには多くの場合、肥満、高脂血症、動脈硬化、高血圧、糖尿病などの生活習慣病があります。
また、痛風を発生させる高尿酸血症には、他の病気などが原因で血液中の尿酸値が高くなる続発性(2次性)のものもあります。
白血病、多発性骨髄腫、慢性溶血性貧血、ガンの化学療法や放射線治療、さらにはチアジド系利尿剤やアスピリンなどの医薬品によって起こることもあります。

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