生理痛を、あきらめない

生理痛とワクチンの副反応 薬使用の注意点

若い女性が気になるのが、ワクチンの痛みではないでしょうか。
こんな、きになる記事を発見。

生理中に新型コロナのワクチンを接種しても問題はなく、現在のところワクチンそのものが生理の周期や排卵などに影響することはないと考えられています。
ただし、ワクチンの副反応の発熱や接種へのストレスなどによって、月経周期がずれたり、月経量が変化することがあるかもしれないということです。

生理痛とワクチンの副反応 薬使用の注意点|日テレNEWS24

気をつけて欲しいのは、やはり、薬の使い方。
正しい使い方を、調べておくことが、とても重要。
誰も、教えてくれませんから。

冷えない体作りで痛みから解放

漢方では、生理痛は、痛み止めなどが必要無い程度が正常と考えられています。
つまり、痛み止めが必要な状態は、治療が必要ということになるんです。

特に大事なのが冷え。
暑い夏ほど気をつけてくださいね。

ナゼならクーラーなどの冷えからくる生理痛が考えられるからです。
痛みがある場合、一般的には鎮痛剤で対処することが多い。
しかし、痛み止めは、その場しのぎの治療です。
そのため習慣性となることも考えられます。
薬に頼るのが嫌だからといって、痛みをじっと我慢している女性も多くいます。

現在の病院での治療の場合、冷えを特別の病気とは考えてはいないようです。
でも漢方医学ではこれを重要な症状の1つとして考えています。
そのため、多くの治療法が用意されているんですよ。

生理痛を、体質的なものだとあきらめないでくださいね。
中国漢方には、

「血は温めることを喜び、寒を嫌う」

と考えられているんです。
血液が体内をスムーズにめぐるためには、血液に一定の温度が必要なんです。
生理中に、クーラーなどで体を冷やしたり、逆に寒い時期の薄着をしたり、猛暑で冷たい飲み物を摂り過ぎて体内から冷やしたりすることで、血液循環が悪くなってしまい、瘀血(血の滞り)を作り出すことになるんです。

中国漢方の基本的な理論に「不通則痛(通じざれば、則ち痛む)」とあります。
つまり瘀血は痛みの原因となります。

冷えからくる生理痛は黒っぽい月経、凝血(血の塊)、下腹部や腰の冷え、月経周期の変調などを伴うことが多いのも特徴です。
また、ひどい時には不妊症の原因とも考えられています。
生薬としてはセリ科の植物である当帰がよく使われます。
当帰には、血を補い生理を整える作用、血行促進によって痛みを止める作用があり、さらに現代の薬理研究では、子宮の緊張を緩和し痛みを鎮める作用があることも分かっているんです。

漢方処方では、この当帰に芍薬・川芎・阿膠などを組み合わせた、漢方薬がよく使われます。

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