母乳が必ず良いとは言えない時代に自分の常識を再確認(カップ麺を買い置きしてます?)

母乳と人工乳とアトピーの関連

どれが、正しいのかは、難しいお話しです。
自分でしっかり判断してください。
今回の記事は、迷います。
今まで信じていたことがゆらぐからです。
母乳保育と人工乳保育のアトピー性皮膚炎の発病率比較では、母乳保育児の発病率が人工乳保育児より高いと報告されているからです。
詳しくはこの記事の最後に!

買い置きしていない

我が家にはカップ麺やインスタントラーメンがありません。
こんなこと書いていると、不思議に思われる方もいると思いますが、青森市は日本一のカップ麺消費地域なんです。

主要都市別インスタントラーメン購入量

(1世帯当たり年間)

1位 青森市  8403g

2位  富山市  8243g

3位  山形市  8224g

4位  新潟市  7717g

5位  鳥取市  7575g

(出所)総務省統計局家計調査 2014年

某番組では、各家庭に5個は置いてある、とも言われていました。
私も、昔は買い置きしていましたし、コンビニで必ず新商品を探していたんですよ。
久しぶりにカップ麺を食べてみようと考え、買ってきました。
厚生会ニュース(毎月発行しているフリーペーパー)にてカップ麺の特集をするため、まずは自分で食べてみないとね。
今回の特集はカップ麺と外食では、どれだけ健康に差がでるのかという記事です。
実は、そんなコトを試した方がいたんです。
1年間、カップ麺だけで過ごしたらどうなるか?
もう、皆さんが想像したとおりの健康診断結果に。
この方は、その後、カップ麺だけ止めてラーメン屋さんや普通に外食に切り替えたら、健康診断の数値は戻ったということです。
詳しい内容については、今月号のフリーペーパーの厚生会ニュース(無料)を申し込んでくださいね。

昔は美味しいと思っていたのに

今回、数年ぶりに食べてみて感じたこと。
正直、美味しくない。
普通にラーメン屋さんで食べた方が、美味しいし、体にいいと思います。
ビックリしたのが値段。
意外と高いんですね。
箱で買えば、安いけど。
青森市のスゴい所は、ラーメン屋さんがメッチャ多い。
そして、車社会。
カップ麺を食べるくらいなら、ラーメン屋さんに行った方がいいですよね。

普通のラーメン屋さんとカップ麺の違い

今のラーメン屋さんってスゴいですよね。
特に、青森市の場合、煮干しが大人気。
つまり、スープの多くが家で作るよりしっかりと出汁、スープが作られているというコト。
天然素材だけで多くが作られています。
カップ麺はどうでしょう。
内容をチェックしてみると、家には存在していない、スーパーなどでも見たこともない「物質」が入っています。
美味しく、体のコトも考えると、ラーメン屋さんのラーメンってスゴいですよね。

不妊症と環境ホルモン

以前から環境ホルモンの影響の記事が話題に。
これは妊活だけではなく健康にも関わる問題です。
環境ホルモンとは、環境の中に存在する「内分泌系をかく乱する化学物質」のことで、多くの物質が報告されています。
主なものとして、ダイオキシン、ポリ塩化ビフェニール、殺虫剤、除草剤、洗浄剤など、以外と身近な商品です。
これらは空気、水、食物などを通じて人体を汚染し、循環器系、内分泌系、免疫系などの機能を乱してしまいます。
人体への影響としてはガン、男性の精子の減少と生殖力の低下、女性の子宮内膜症、子宮筋腫、不妊症、ほかにも免疫性疾患などへの関連が報告されています。
米国で発表された研究データによると、1940年の調査では成人男子の精子の量は精液1㎜㍑中に1億3000万、1990年の調査では6600万。
過去50年間で50%も減少したことに。
環境ホルモンには女性ホルモンのような働きがあると考えられていて、女性の体内にある女性ホルモンの作用を過剰にするのではないか、そのため黄体ホルモンの不足による不妊症を引き起こしやすくしやすいと言われています。
また動物実験によって、微量のダイオキシンでも子宮内膜症が発生することが報告されています。

驚きのアトピーと母乳の関係

環境ホルモンについては、他にも実験で分かったこととして、女性ホルモンのエストロゲンがリンパ細胞を刺激して抗体の働きを過剰にし、リンパ細胞に免疫球たんぱくの過剰発生を起こさせているとのことです。
これらの作用はアレルギー性疾患を引き起こす原因として考えられています。
アトピー性皮膚炎の発病率が年々増加している原因の一つとして、環境ホルモンが関係しているのかもしれません。
厚生省(現厚生労働省)が平成4年に報告した「アトピー性疾患実体調査報告書」では、母乳保育と人工乳保育のアトピー性皮膚炎の発病率比較では、母乳保育児の発病率が人工乳保育児より高くなっています。
九州大学医療短大の長山淳哉助教授の調査によると、乳幼児が毎日母乳から摂取するダイオキシンの量は約70〜370ピコグラム、これは厚生省規定の1日当たりの摂取量限度の7〜37倍と言われています。

母乳に自信を持つためにデトックスと漢方

ここで大事なのが漢方という考え方。
漢方では、日々、自分でできない健康のための行動をサポートします。
つまり、日々のデトックスを漢方で補えるということです。
長くなりましたので、今日は、ここまで。
次回に続きます。

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