いきなり出てきた漢方薬と新型肺炎報道
中国では新型肺炎にたいする薬やワクチンが無いため、漢方薬に注目が集まっています。
感染の蔓延は民衆のパニックを引き起こし、その勢いに乗じて各種の薬が注目されている。以前、SARS(重症急性呼吸器症候群)の時には漢方薬の板藍根(ばんらんこん)が意外な「封じ神」となったが、今回は「双黄連口服液」が一夜にして売り切れた。
新型肺炎に漢方薬?武漢では赤十字に不満爆発
意外なニュースが流れてきました。
なんとなく、パニック状態になっているように感じます。
時系列でわかること
12月12日 原因不明のウイルス性肺炎発症
1月5日 中国政府は6つの「ヒトコロナウイルス」のうちSARS、MERSの可能性を排除
1月6日 新型コロナウイルスの発表
1月9日までに59人(8人が退院 7人が重症)
1月10日 新型コロナウイルスのゲノム配列の発表
1月11日 新型コロナウイルスによる肺炎での初めての死者
1月16日 日本で初の新型コロナウイルスの感染を確認
1月21日 ゲノム配列情報からの最初の論文が発表
1月23日 武漢市封鎖
1月28日 日本政府 新型コロナウイルスによる肺炎を指定感染症に指定 2月7日より施行(前倒し)
1月31日 中国での感染者数:約7800人(診断を受けた人だと思われる)
並べてみてわかることがあります。
それは、中国の技術力の高さです。
この短期間でゲノム配列が公表できるって凄すぎです。
ココまでの流れから、相当なコトがわかってきているはずです。
また、臨床でも患者数が多いことから漢方薬や生薬も絞られてきていると考えられます。
中国では、SARSの時も国からメーカー側に提供を求めることがあるらしいのです。