16人に1人が体外受精児 17年、5万6千人誕生
年々、妊娠することが難しい時代になっています。
統計を見ていると、普通に妊娠できることが普通では無くなる時代が来る予感がしています。
不妊治療の体外受精によって2017年に誕生した子どもの数は、5万6617人だったとの調査結果を日本産科婦人科学会が29日までにまとめた。この年に生まれた子どものおよそ16人に1人の割合。最多だった16年の5万4110人を2500人余り上回った。
日本経済新聞
1983年に東北大で国内初の体外受精児が生まれてから合計で59万人を超えた。
夫の精子を妻の卵子に注入する顕微授精などで作った受精卵を凍結しておき、着床しやすい時期に子宮に戻す方法が主流となっており、体外受精の出産の8割を占めた。
成功しなかった分も含めた治療件数も44万8千件余りで最多となったが、16年から420件の増加にとどまった。
調査した石原理埼玉医大教授は「治療を受ける年代の女性が減少している上に、16年から公費助成に42歳の年齢制限が導入されるなど条件が厳しくなったことが関係しているのではないか」と話している。〔共同〕
子供が欲しければ病院に通う時代がくるのかも
私が、子宝カウンセラーの仕事を始めたときには、30人に1人くらいでした。
いつのまにか、16人に1人。
小学校のクラスに1人だったのが、いまでは2人。
卵子だけの問題ではない
最近の不妊治療の傾向をみていると、卵子の問題というより、年々低下している精子の性能に問題があるように感じています。
去年、欧米で男性の精子の数を調べたところ、この40年で半減していたという驚きの調査結果がでた。そして、欧米よりもさらに心配なのが日本。精子の数を欧州4か国と比べたところ、なんと最低レベルだったことが分かったのだ。
あなたの“精子力”は大丈夫?ニッポン“精子力”クライシス(NHK)
まだ、間に合うはずです。