妊活中、生理が遅れたら、病院へいつ行ったらいいの?

2週間は待ってください

生理予定日とは関係なく、ゆうべもしかして妊娠した?
と思っても、病院に行くのは2週間は待ちましょう。
受精卵が子宮に着床して落ち着くまでは、子宮外妊娠などのリスクも含めて受精から2週間たたないと確認できないからです。
病院では、子宮内での着床をもって初めて「妊娠が成立した」と判断します。逆に何カ月も病院に行かずに放っておくと、子宮外妊娠などの発見が遅れるので自己判断せずに妊娠したかも、と思ったら病院へ。

妊娠判定の行い方

妊娠判定のやり方は以下の3つがあります。

(1)尿中のβ-HCGを検出する
(2)血液中のβ-HCGを検出する
(3)子宮内の胎嚢を超音波で確認する

一般的には(1)の尿で判定する方法が知られています。
実は、(1)と(2)は、β-HCGと呼ばれる、妊娠特有のホルモンが分泌を調べているんです。
体外受精や顕微授精などの不妊治療をされている方の場合、移植後、しばらくしてから採血されるはずです。
血液の方が尿よりも感度が敏感なので、ごく初期の妊娠をつかまえることが出来るんです。
実は、採血時点で、相当な確率で妊娠判定ができているんです。

ただし、100%ではありません。
特に、HCG注射をされている場合、妊娠判定が難しくなるからです。
注射をするとしばらくの間 体内にHCGが残り、(1),(2)の妊娠判定が陽性になり、妊娠ではないのに妊娠に見えてしまいます。

もっとも確実な方法が(3)子宮内の胎嚢を超音波で確認する方法です。
ただし、胎嚢が見えるのは、時間がかかります。
胎嚢は妊娠5週中旬から見え始めるんです。

これら、複数の妊娠判定方法がありますが、現在の日本の場合、妊娠判定として胎嚢確認を求めています。

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