妊娠力を上げる漢方生活
冷えによる血行の悪さを改善するためによく用いられるのは、体を温める作用と、「血」を補いながらめぐらせる作用がある「参茸補血丸」や「婦宝当帰膠」などの漢方薬です。
生理中に冷えると痛む人にもおすすめです。これらの薬は、不妊症の治療にもよく用いられます。
なお、「血」をめぐらせる作用によって、わずかながら流産を引き起こす可能性があるので、妊娠している可能性がある人は、生理予定日1週間前〜生理までは服用を中止するようにしましょう。
妊活のための3つのツボ
妊娠三穴と言われているのが、これらのツボです。
できれば、温灸器で温めてくださいね。
関元
おへその真下、親指3本分のところにあるツボ。
体を温める力を高め、元気を出す作用があります。
生理を整える効果もあり、冷え症や冷えからくる生理痛などによく用いられます。
ここを手のひらでゆっくりと温めるようにマッサージします。
とくに生理中に冷えや痛みを感じるときは効果的。
カイロで温めるのもおすすめです。
神闕(おへその位置)
消化機能の回復、生活習慣病
気衝(左右の股関節の位置)
生殖器の病、不妊症