健康診断は目安
いくら健康診断で正常と言われても、体調がすぐれないという事実から目をそらさないでください。
体が不調、ということは、体になんらかの原因があるからです。
検査では、不調の原因が見つからないだけかもしれません。
健康診断では、一般的な検査しかしていないんです。
もしかしたら、他の検査で不調の原因がみつかるかも。
漢方では、小さな不調と相談して判断していきます。
気づいたら手当する早期治療で大病を小病に
現代の生活習慣病、たとえば高血圧、糖尿病、高脂血症、動脈硬化などは、一般に早期には自覚症状がなく、健康診断で発見されることが多い病気です。
これらの病気は、早期発見、早期治療によって症状の悪化を防ぐことができます。
たとえば、糖尿病は血管に悪影響が及ぶため、血管が硬化してもろくなるのをくい止める治療法が欠かせません。
血管の変性を防ぐことができれば、心臓・脳・腎などの合併症を防止することができます。