体を内側から温めるコツ
今年の青森市は雪が少ないですが、逆に寒さが厳しく感じます。
雪が降っていると、そこまで寒さを感じないんですよね。
そのせいか、手足が冷えて眠れないという相談が増えました。
ベッドのなかで靴下が離せない方も多くおられます。
珍しく、しもやけなどの症状の方も。
冬場はワンサイズ大きい靴を履いて厚手の靴下や使い捨てカイロなどの対策をしている方も、相談にこられました。
青森に帰ってきて、真冬でも短いスカートで歩く女性を見て思い出しました。
オシャレは我慢ということを😀
若さとは何と元気なんでしょう。
相談に来られ方によく話を聞いてみると多くの女性が、程度の差はあるものの冷え症体質でした。
中国漢方の冷え症・しもやけ対策は、血液循環をよくするだけではなく、全身の陽気(エネルギー)を高め、血液の量を増やすことを主に考えられています。
つまり、体の内側から温かくするということです。
ふだんから貧血ぎみの人の血液を増やし、血行を促進する漢方薬としては、当帰を主薬にした婦宝当帰膠が有名です。
さらに陽気不足が顕著な人には、参茸補血丸がオススメ。
参茸補血丸には、腎の働きを補い体力増強に効果のある鹿茸(鹿の幼角)や杜仲、血の不足を補う当帰や竜眼肉、気の不足を補う人参や黄耆などが配合されています。
気血を補い、全身の機能を高めることで体を芯から温めてくれる、まさに飲むカイロ、と呼びたい薬だ。これに、血行をよくする冠元顆粒を併用すればさらに効果が上がる。