3/29のニュースで国が実施した不妊治療の実態調査について報道がありました。
内容は以下の通りです。
『不妊治療 国が初の実態調査 体外受精費用 医療機関で大きな差』
NHK
不妊治療の保険適用の拡大に向けて、厚生労働省が当事者の経済的負担などについて初めての実態調査を行いました。このうち体外受精にかかる費用は1回当たり平均およそ50万円でしたが、医療機関によって大きな差があることもわかりました。
料金の違いには、多くの理由があります
不妊治療に正解がないため、多くの技術があります。
特許さえ絡んできています。
全ての不妊治療専門病院で、できること、できないことがあるのが現実です。
さらに、問題は、設備。
そして技術者の確保。
設備は、相当な「投資」が必要です。
そして、設備には技術や特許が絡んできます。
医療特許は、独占できませんが、医療に必要な機材などは、契約した病院以外では使うコトができないこともあります。
つまり、見えない独占ですね。
特定の病医院以外では、できない治療のことです。
病院側に資金がないと、できることも限られてしまうのが不妊治療なんです。
技術者の確保も切実です。
特に培養士。
良い病院の目安の一つに培養士の人数があります。
卵子や精子を調整するために、技術力の高い培養士が求められます。
ここにも、見えないコストが、かかっています。
来年4月の保険適用に向けて国も本腰を入れて調査しています。
不妊治療の真相は興味深いですね。
実は病院により技術もバラバラです。
現状600以上の不妊治療を実施している病院が乱立しています。
より診療できる専門病院に紹介できるのも、当店の役目だと考えています。