不妊のための漢方 子宮内膜症編 2

体のベースづくりをすることが、妊娠への近道

漢方での周期療法は不妊治療として、すべての人に向く治療法というわけではありません。
実は、健康な方にオススメできる方法なんです。

体調に問題が有る場合は、そちらを優先して改善してからの方が、早く結果をだせる場合があります。
特に、冷えや血のめぐりの悪さといった問題がある場合には、まずはその問題を解決するようにします。

病院での不妊治療が長期間、継続されている場合、ホルモン治療で卵子が育ちにくいような状態になっているときに周期療法を行っても、体がうまくはんのうしてくれません。
このような場合、まずは冷えと瘀血に目を向けます。
体の問題点がある程度改善されて、基礎体温も整ってきたところで周期療法を始めたほうが良い結果になりやすいんです。

漢方での不妊治療では体の状態に合わせて、全周期に活血剤を使うなど、体質や体の問題に応じて漢方を選択していきます。
さらに、経過とともに途中で体の状態が必ず変化します。
状態や症状が変わった場合には、それに応じて、きめ細かく薬の量や組み合わせを変えていくことが不妊治療のための漢方なんです。

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