女性の喫煙の問題点
女性の喫煙(タバコ)と妊娠の関係は気にされる方が多いです。
実際に、ナニが影響しているのか簡単に解説しますね。
女性が喫煙されると卵胞ホルモンや黄体ホルモンの分泌が減ることで流産率が高くなると言われています。
さらに卵子の老化を早めたり、卵巣機能が低下する場合があるため閉経の時期も早くなってしまうことも。
妊活で大切な着床にも問題が伝えられています。(着床障害)
そのため、体外受精の成功率が下がる可能性も考えられるんです。
男性だって喫煙が妊娠に影響しています
男性は、自分は関係ないって思っている方が多いようです。
自分は大丈夫って根拠のない自信を感じるんです。
現実は、以外とシビア。
不妊治療での男性の喫煙は、妊娠率を下げているといわれています。
造精機能が低下するため精子数が減る(約20%減少)
精子運動能力が低下する
精子の奇形率が高くなる
先天奇形の危険性
子供が欲しいのであれば、まずは夫婦で禁煙。
参照:「ニコチン」で男性の「不妊症」リスクが増えるのは本当か
その手に子供を抱いたら、さらに禁煙
子供が生まれたら、妊活は終わりだと思っていませんか。
ここからが、さらに健康に気をつけることが必要となります。
子供が成人するまで20年。
妊活のゴールが子育て。
子育てで、大事なのは親の健康なんです。
親が健康であることが一番、大切なこと。
タバコが原因で病気が発症するのは喫煙を始めてから20年〜30年。
20歳から始めたとしたら40歳〜50歳には発症する可能性があります。
つまり、子育て真っ最中の年齢です。
日本で、タバコが原因とされる死亡数は、残念ながら増えています。
20年で約2倍。
子供の成長を見守ることができるのは、親だから。
禁煙するだけで、手に入る健康もあるんです。
参照:たばこ規制から50年 800万人の命を救い平均寿命を20年延長