
およそ病は、鬱にて起こること多し
「およそ病は、鬱にて起こること多し」と漢方では言われています。
つまり多くの病は鬱がはじまりなんです。
朝、起きてやる気が起きない、感情の起伏が激しい、自然と涙が出る、なんかいつもと違うと感じがしたとき、もしかしたら鬱の初期かもしれないんです。
鬱を病気だと思い込まないことって凄く大切。
それよりも、日々の生活を見直すチャンス。
断捨離ににていますね。
気づいたら早めの対策と行動がポイントです。
まずは、外にでる。
なるべく普段からアウトドア活動に参加してみるのが効果的。
特に寒くなってきて気分が落ち込みやすい秋冬。
外に出るのがめんどくさいですけど、とくに外に出て太陽の光を浴びる時間を増やしてくださいね。
みんなで楽しめるスポーツ、なんでもいいんです。
遊びでも大丈夫。
外にでるのが苦手、体を動かすのが辛い、そんな時は囲碁や将棋、カラオケなどは、とにかく人とかかわってくださいね。
早寝早起き、気分はポジティブに
漢方の古典「黄帝内径 素問(こうていだいけい そもん)」に秋の過ごし方が書かれています。
秋の3か月は実りと収穫の季節である。ときに冷たい風も吹き、葉も枯れ落ちる。
この季節の特徴に従って早寝早起きし、過労せず、気持ちを穏やかに保ち、冷たい空気にあまりさらされないようにするのがよい。
これが秋のよい養生方法である。
もしこれに逆らっていると、冬になると下痢を起こす。
-黄帝内経より-
秋は夏の猛暑と冬の寒さという季節変化を繋ぐ季節。
夏の間強くなっていた太陽の光、陽気が隠れ、寒気や冷気が段々と強まります。
空気は徐々に乾燥し、風には冷たさが多くなります。
激変する自然の変化にうまく順応できないと、疲労や咳、そして心も変化に対応できず影響がでててきます。
簡単なストレス緩和「深呼吸」
漢方で呼吸は、「心と体をつなぐ乗りもの」といわれています。
まずは「吸って吐いて」みてください。
この時に、心の中でも目を閉じてつぶやくんです。
吸って、吐いて
心でつぶやきながら、実際に深呼吸します。
自分で意識して心と体で同じことをする。
心と体で同じことをする、意識して行動することが、とても重要なんです。
深呼吸をすることで心と体のバランスを整えることができるんです。
今すぐ、できますよ〜