多嚢胞性卵巣症候群への漢方専門店での漢方応用 ①

多嚢胞性卵巣症候群への漢方での応用

無排卵の原因の一つである多嚢胞性卵巣症候群はインスリン抵抗性を含むホルモンバランスが大きく関係しています。
故に、病院での治療もなされますが、運動不足や喫煙、不規則な食事、ストレスなど生活習慣の乱れによって引き起こされる側面が大きく、生活習慣の見直しが改善への最初の一歩となります。

多嚢胞性卵巣症候群の主な病因はLHが過剰になることで卵巣内が高アンドロゲンになることとインスリン抵抗性があることであり、これらに対してタンポポT‒1エキスとDT‒1エキスが有用であると考えます。

多嚢胞性卵巣(PCO)は、超音波で卵巣を見るとたくさんの卵胞(嚢胞)が見られる状態です。
嚢胞の連なりがネックレスのように見えるのでネックレスサインと言われます。
ネックレスサインに加えて月経異常や排卵異常、多毛、にきび、肥満などホルモンの異常に伴う諸症があると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS:polycystic ovariansyndrome)と言って治療の対象になります。

2007年の日本産科婦人科学会の基準では、「月経異常」「多嚢胞性卵巣」「血中男性ホルモン高値、またはLH基礎値高値かつFSH基礎値正常」の全てに該当するものを多嚢胞性卵巣症候群と診断します。

卵巣の表面が硬くなって排卵が十分にできなくなるため多嚢胞性卵巣症候群は無排卵の大きな原因の一つですが、主な自覚症状が月経不順なのでなかなか気づかれません。

しかし、多嚢胞性卵巣症候群を放置していると子宮体癌のリスクが高くなる、排卵誘発剤が効きにくくなるとも言われています。
また、若い頃からの月経不順は将来の妊娠、出産時の合併症にも影響します。

次回アップ予定の多嚢胞性卵巣症候群への漢方専門店 ②へ続きます。

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